時間の使い方について、学んだことがなかったのでこの本を読んでみようと思いました。

ケビン・クルーズ (著)

今まで、1日が1440分だということ計算してみることはありましたが、意識することは特になかったです。

生きていくうえで、自分にとって何が一番大切か?健康、家族、お金、時間。自分にとっては、健康が一番でした。この本を読んで、時間の価値が一気に上がりました。考えてみると、時間は、平等に与えられているものだけど、一度過ぎてしまった時間はどんなことがあっても取り返すことはできないのだということ。

時間は大切だとは、思っていはいましたが、ここまでしっかりと考えることはありませんでした。だから、何も考えずに、YouTubeなどを見て時間を過ごしてしまっていたのだと思います。

だけど、1日1440分しかなく、約480分(8時間)は寝ることに当てるとなると、残りは960分しかないのです。YouTubeをダラダラ見て、時間を無駄にすることなんてできないのです。

◆自分にとって最も重要なタスクを決める(MIT)
重要なのは、優先順位と仕組み。簡単に言えば、最も重要なのは何に専念すべきか、そしてどうやってそれをやり遂げるかが明らかになっていること

◆朝起きて2時間が最も認知機能が高い。

だから、この時間に余計なことをせずにいちばん大事なタスクを処理する

この貴重な時間帯を活かすことができれば、ほとんどの人は、今よりもはるかにうまく本当の望みを達成できる。だから最優先のタスクにつぎ込む

大成功を収めた人々は、ToDoリストは作らないものの、スケジュールは厳格に管理している。本当にやり遂げたいことがあるなら、きちんと予定を立てなくてはならないということだ。

スケジュール表を使って、15分単位で一日の予定を組む。面倒に聞こえるかもしれないが、これをやれば、95パーセンタイルに位置することができる。スケジュール表にないものは片付かない。スケジュール表に入っていれば嫌でも片付く。約束だけでなく、運動、電話、メールなどの予定も、この方法で管理する。

こうした理由から、超多忙な政治家や経営陣やセレブは、専任のスケジュール管理者を雇っている。

難しいことは考えず、あらゆることをスケジュールに入れる。ただそれだけのこと。毎日やることはすべてスケジュールに入れる。スケジュールに入れないことには何も片付かない。

タスクはToDoリストではなくスケジュール表に入れる。なんとたったこれだけのことで心が解き放たれ、ストレスが減り、認知能力が高まる。

予定は、目標の達成確率を上げるのと同時に認知活動を削減する。

ToDoリストの代わりにスケジュール表を使って生活を管理する上で重要な考え方

①重要なことはすべて、やる時間を決め、スケジュール表に入れておく

②重要な項目には一日のうちできるだけ早い時間帯を割り当てる

③目標は取り下げない

④タイムブロッキングした予定は、診療の予約だと思って対処する

何の予定も入れない時間をスケジュールに組み込む。バッファタイムを意図的に作る。

やり残したタスクを一覧にして持っていることが、潜在的なストレスの根本原因なのである。だからToDoリストではなく、スケジュール表を見て動く。

自分にとって大切なことをタイムブロックする

◆先延ばし癖を克服する
①未来の自分はどのように妨害してくるだろうかと考えて、どうしたら今の自分はそれを阻止できるかを事前に考えて、行動する。

②これをやったらどんないい思いをするだろうか?これをやらなかったら、どんな嫌な思いをするだろうか?と考える。

③人と約束をする

④アメとムチ

⑤なりきる

⑥妥協。5キロのジョキングを先延ばしにしているなら、とりあえず運動服に着替え、外に出て、1ブロックを1周する。走り始める前は、それで十分と考えておく。実際それで十分かもしれないし、1ブロック走り終わったら、もう少し続けようと思うかもしれない。

最近、何冊か本を読んでいますが、行動を最小限に細かくして、とりあえずやるというのは、多くの本に書かれていることですね。