芦田愛菜ちゃんのすごさ

最近、テレビによく芦田愛菜ちゃんが出ているなと思って見ていました。で、気になったので調べてみました。調べていたら、すごくて芦田愛菜さんと呼ばずにはいられなくなってしまいました。

まず、ビデオリサーチの2022年8月調査の女性タレント人気度ランキングでは5位です。1位綾瀬はるかさん、2位新垣結衣さん、3位長澤まさみさん、4位天海祐希さんに続く5位なので、めちゃくちゃすごい。この前まで子役だと思っていたのにこんなところまで来ていたなんて信じられないです。

現在のレギュラー番組の出演はそこまで多くはありませんが、芦田愛菜さんをテレビでよく見る理由はCMに多く出演しているからです。2022上半期タレントCM起用社数ランキングで1位(17社)だったようです。そりゃ、テレビでよく見るはずです。

しかも、出ているCMの企業も日本を代表する錚々たる会社ばかり。ほぼ上場企業。かっこで4桁証券コードが記載されているのが上場企業です。ざっと調べただけでもこれだけあります。全部ではないです。これだけの企業からオファーがかかっているというのは想像以上でした。

サントリー緑茶「伊右衛門」(2587)
ワイモバイル(ソフトバンク)「Y!mobile」(9984)
SBI損保「自動車保険」(7326)
スズキ「スペーシア」(7269)
日立「掃除機」「オーブンレンジ」「洗濯機」(6501)
オフテクス「Cleadew」(クリアデュー)
小学館「小学館の図鑑・NEO」
リクルート「タウンワーク」(6098)
味の素「丸鶏がらスープ」(2802)
山崎製パン「中華まん」「ルヴァンバターロール」(2212)
コナミ「遊戯王ラッシュデュエル」(9766)
シオノギヘルスケア「リンデロンVs軟膏」(4507)
Uber Japan「Uber Eats」
サトウ食品「サトウの切り餅」(2923)
スカパーJSAT「スカパー!」(9412)
ECC「ECCジュニア」
日本郵政「年賀状」(6178)
ライオン「hadakara」(ハダカラ)(4912)

実際に調べてみて、芦田愛菜さんのすごさが実感できました。これでまだ高校生ですからね。

2023年3月現在、18歳。3月で高校を卒業し、大学進学が決まっているようです。進学先は慶應大学法学部政治学科だそうです。

はじめ調べていたら医学部とかいう情報が出ていて、タレント活動しながら医者になるなんてことが可能なのかと、凡人の思考を超えた進学が理解できませんでしたが、間違いだったようです。ある意味ホッとしています。大学生になっても芦田愛菜さんの活躍を見ることができるのではないかと思います。

これだけのタレント活動をしながら高校では、成績優秀だったようです。

どんな考え方、思考をしたらこんな活動が可能なのか、少しでも知りたかったので、本が出てないか調べたら、出しているんです。この本が出版されたのが2019年なのでまだ中学生の時です。まだ読んでいませんが、そのうち読んでみます。

芦田愛菜さんは年間100冊くらい本を読んでいるそうなので、この出版からおそらく300冊以上は本を読んでいると思われます。なので、時間があれば大学生バージョンも出版してもらいたいなと思いました。

高校に通いながらタレント活動のバラエティ番組、ドラマ、映画の撮影をこなしながら、年間100冊も本を読む。どれかひとつだけでも大変なのに。芦田愛菜さんの活躍が、自分の刺激になっていることは間違いないです。きっと、テレビを見ている側が想像できないほどの努力や苦労もあると思いますが頑張ってください。

なんの記事だかよくわからなくなってしまいましたが、芦田愛菜さんの成功の一端を担っているのは読書なのだというとだけはわかりました。自分も芦田愛菜さんに負けないようたくさん読書して、人の役に立つ記事を多く書こうと思います。

記事を書いた翌日に思ったこと

この記事を書いた翌日の朝、布団の中で色々な考えが浮かんできた。まず、小学校の頃からの回想。どんなことをしてきたか、どんな選択をしてきたか。小学校、中学校は自分の好奇心のまま過ごしていたが、高校の時の選択が心のなかで引っかかった。

通っていた高校は、1年の終わりに2年からどのコースに進むか選択することができる。理系とか文系とか就職などのコースなので成績が悪くてもどのコースにも行くことができる。高校の時に自分は殆ど勉強もしなかったので、どのコースに進んでもいいやと思っていて、コースを自分で決めるのではなく、友達が行くコースに合わせて行ってしまった。しかも、自分が不得意のコースへと。

自分で選んだコースではない授業を受けるのはあまり楽しいものではなかったという記憶がある。それでなお勉強しなかった。今から思い返すと、自分の人生なのに他人に合わせてしまうという、人生の選択からの逃避。仲の良い友達と同じクラスで過ごすのは楽しかったけれど、人生の選択を他人に委ねるべきではない。

強運の法則という本の中に、人間の脳は200億円相当のコンピュータと同等の価値があるということが書かれていた。このことと、芦田愛菜さんと自分の違いについて考えてみる。生まれた時には、おそらくだが同等の性能の脳を持って生まれた。だけど、これだけの差があるのはなぜか?それは、この200億円の価値のあるコンピュータの使い方を学び、メンテナンスを行い、最大限利用してきたかの違いではないか。

芦田愛菜さんは、取り扱い説明書を読み、日々手入れを行い、このコンピュータを価値あるものと認識し、利用してきた。

片や自分は、200億円というコンピュータの価値に気づかず、知ろうともせず、雨ざらしの状態にこのコンピュータを放置していた。なんと愚かな行為を行っていたことか。

遅くなってしまったが、200億円という価値あるコンピュータを持って生まれてきたことにようやく気づいた。この価値を気づいて生きているのと、気づかずに生きているのとでは、雲泥の違いがあると思う。死ぬ前、動けなくなる前にこの事実に気づくことができて本当に良かったと思う。

時間はかかってしまったが、タバコをやめ、酒をやめ、ジャンクフードをやめ、小麦粉、砂糖は極力食べないようにできてきた。体も鍛えはじめ、ようやく、この200億円のコンピュータをちゃんと使う準備が整ってきた。

これからの人生、この高性能なコンピュータを使って、自分の人生の選択を自分の意思で行っていこうと思います。人生で選択に迷って、他の人からアドバイスはもらったとしても、自分でしっかりと考えて最終的に決断していった方が、後悔は少ないと思います。

まなの本棚を読んだ感想

後日、芦田愛菜さんの本「まなの本棚」を読んでみました。

思ったのが、読んだ本が芦田愛菜さんを創っているんだなと感じました。自分が気になっていた「どんな考え方、思考をしたらこんな活動が可能なのか」という部分が少しですが理解できた気がします。読んだ本を通してどんなことを思ったのかが書かれているので、この本から、こういうことを学んだのだなと知ることができました。

芦田愛菜さんって自分の勝手なイメージでは、男性からも女性からも悪いイメージを持たれていないという印象があります。だから、上記であげた多くのCMのオファーが来るのではないかと思います。それは、偶然このようなイメージを持たれたのではなく、芦田愛菜さんが、本を読んで、人から悪いイメージを持たれない行動を取っているのだと思いました。

読んだ本から学び、行動にも取り入れているんだろうなと感じました。自分よりもかなり若い女性ですが、学ぶべきところが本当に多いなと思わされました。

自分は小説はほとんど読んだことがない為、芦田愛菜さんの感想に共感できなかったのは残念ですが、読んでみたいと思った本がたくさんあったので、読んでよかったなと思いました。読書をしたいけど、どんな本を読んだらいいのかわからないという方にもおすすめですし、なにか面白そうな本ないかなと本を探している方にもおすすめです。読んでみたいと思える本がきっとみつかります。

<自分が特に読んでみたいと思った本>

・ゆきとどいた生活(星新一)

・夜のピクニック(恩田陸)

・よろこびの歌(宮下奈都)

・怪盗クイーン(はやみねかおる)

・騎士団長殺し(村上春樹)

・DIVE(森絵都)

・ふたり(赤川次郎)

・西の魔女が死んだ(梨木香歩)

・凍りのくじら(辻村深月)

・東海道中膝栗毛(十返舎一九)

・高瀬舟(森鴎外)

・小僧の神様(志賀直哉)

・レ・ミゼラブル(ビクトル・ユーゴー)

・海辺のカフカ(村上春樹)

このまなの本棚は、おそらく芦田愛菜さんが、これから本を読む方にも読みやすいようにと、読みやすい文章で書かれているので、自分のように読書をあまりしてこなかった者でも読みやすかったです。本の中では、山中伸弥先生や辻村深月さんといった自分でも知っている方との対談の内容が書かれており、とても興味深い内容でした。芦田愛菜さん、本当にいい経験してるなーってうらやましくなってしまいます。

本の中の、辻村深月さんとの対談で、辻村さんが「芦田さんだからこそ書ける言葉や物語があるはずだから、いつかチャレンジしてみてほしいし、読んでみたい」と言っていました。自分も芦田愛菜さんが書いた小説なら一度読んでみたいです。

あと、これだけの本を読み、色々な知識があると、同じ日本で同じ時代に生きていても、本当に楽しいだろうなとも思いました。

今の自分がなぜ、この本に出会ったのかを考えてみます。今までの自分なら、中学生が書いた本だからと目に触れても読んで見ようとまでは思いませんでした。それがなぜか、ひっかかった。どうしても読んでみたいと思ったんです。

で、読みすすめていくと、芦田愛菜さんが読みながら想像することや、役を演じる時の考え方だったりといった部分も書かれています。自分は、最近どうやったら、頭の中でうまくイメージできるか、想像できるのかということをよく考えていました。この本を読んでそのヒントをもらえたように思います。

これは自分の勝手な思い込みですが、芦田愛菜さんは、読んだ本の登場人物をいかようにも頭の中で展開できるのだと思います。で、かなりの本を読まれているので、芦田さんの頭の中には相当数の登場人物がいて、例えば何かうまくいかないことがあっても、あの人ならこんな時にこういう行動をするんじゃないか、ということが当たり前にできているのではないかと思いました。

で、芦田愛菜さんって、日本のトップ女優なんですよ。何が言いたいのかというと、どれが本当の芦田愛菜なのかわからないということです。芦田愛菜さんの活躍の要因の一部を見させていただけたように思います。自分も頭の中で芦田愛菜を展開できたら、すばらしいなとも思いました。

ドラマやアニメ、マンガと違って、登場人物や風景などを自分の頭の中で想像しながらストーリーが展開していく小説というのは、他のエンターテイメントよりも素晴らしいものなのではないかと気づきました。

今まで、ほとんど小説を読んでこなかったから、これから存分に小説の世界を堪能していこうと思います。