最近思ったことです。
投資で成功したいと思って、投資関係の本を何冊も買っていますが、よく考えてみるとほとんどの本を読み終えたことがありません。
買ったはいいけど、読んでない。それは、買ってないのと同じ。いや、買ってない方が、お金を使わなかった分だけ、部屋に物が増えてない分だけ、良いように思います。
で、買った時にはあんなに興奮して買ったのになぜ読まないのか?
とある調査によると、「買った本の70%は一度も開かれず、購入された書籍全体の95%は、読了されていない」ようです。いや、自分はもう少し、開いていますし、もう少し読了していますよ。でも、似たような確率です。
で、なぜ読まないのか考えてみたんです。
自分に限っては、読む力がないからだと思いました。筋肉と同じで、筋力がないと腕立て10回できないのと同じように、読む力がないのに本1冊なんて読めないということなのだと思いました。社会人になるまで、ほとんど本を読んだことのない人間ですから。
しかも、投資の本となると普通の自己啓発本よりも内容が難しく、読みにくい。トレーニングしていないのにいきなり、10キロ走るようなものではないかと。
これは、最近小説を読むようになったので、この考えに至ることができました。小説って、夢中になると、どうなるのか気になってどんどん読み進めることができるんです。頭の中で展開していく感じはドラマや映画、アニメなどでは味わえない感覚です。これにハマってしまうと、見た映画の原作が読んでみたいといったことを思うようにもなります。
退屈な本って、本のページ数を確認して、まだこんなにあんのー?って感じですが(読まないくせに)、面白いなと思う小説は、あと何ページで終わってしまうといった気持ちになってしまいます。
小説を何冊か読んでいると、文字を読むという筋力がついてくるのか、小説ではなくても読むという行為が簡単にできるようになってきます。
不思議なことに、インターネットで日々ニュースやサイトを見ていますが、これらでは読む力は付かなかったのか、つきにくいのか、あまり文字を読む力はやしなわれませんでした。やっぱり、本がいいのだと思います。
遠回りのような気がしますが、投資の本を読んで成功したいなら、まずは小説を読んで読む力をつけてからの方が、投資の本も読了することができ、投資の成績も上がっていくのではないかと思います。
自分も小説を読むようになってから、投資本を最後まで読めるようになりました。相場師一代っていう本、前なら絶対開きもしていませんが、今では読み終えることができました。
是川銀蔵 (著) リンク まず、思ったのが、この表紙、絶対ジャケ買いしないわぁ。もうちっとましなデザインあるでしょ。 なんでこの本のことを知ったのか忘れてしまいましたが、読んでみたら、最後まで読めてしまいました。 一通り …
読む力って、想像以上に成功するには必要なスキルですし、本当に便利なスキルです。なんで、今までこのことに気づかなかったかなー。読む力があれば、勉強でも有利なのはいうまでもありません。若いうちに気づいていたら、きっと東大入れたわー。そんくらい威力のあるスキルですよ。
まずは、一日1ページ必ず本を読む習慣をつけましょう。これが習慣化できれば、読書量もどんどん増えていくと思います。で、人生も変わって行きますよ。自分も少しづつですが変わっています。本を読んでお酒をやめられたのは本当に大転機でした。
今日、図書館に行った時、小学校1年生くらいの女の子が必死に図書館の検索機で本を検索していました。これを見て、今の子供ってすごいなーって思いました。自分が小1の時、図書館で本を借りるということも知りませんでした。図書館という本を借りることができる建物があることも知らなかったと思います。
図書館で目当ての本を探すのってけっこう大変なんです。探してみたけどみつからず、司書の方に見つけてもらうこともよくあります。で、何がすごいかって、この年で自分の読みたい本があって、それを自分で探せるということ。きっと、素晴らしい女性になるんだろうなと思いつつ、感化され追加で2冊本を借りてきちゃいました。
これは、読みますよ。とりあえず帰ってきて1冊、開きはしました。