寄付金 クラウドファンディングの集め方を読んだ感想です。

佐藤 しもん (著)

最近よく、クラウドファンディングで資金を集めたなどという話を聞くので、クラウドファンディングの勉強をするために読んでみました。

ですが、この本は、NPO法人で働いている方、活動されている方のために資金を寄付で集める方法が書かれている内容となっています。クラウドファンディングに関しての内容は10ページ程度となっていました。なので、商売、ビジネスとしてのクラウドファンディングに関してのことについての本を読みたいなら別の本を選んだほうがいいと思います。

ですが、結局のところクラウドファンディングも寄付のようなものなので、寄付についてのことが全く別のことだと思うのはもったいないかもしれません。

多くは、寄付をどうやって集めるかという内容になっています。当初の目的とは内容は違いますが、内容がなかなか興味深いものだったので、読んで良かったと思います。色々なことが書かれています。

今回、この本はレビューなどは全く読まずに読みました。レビューなどを見ていたら、この本は読んでいなかったと思いました。レビューなどの情報も有用ですが、たまにはレビューなど見ずに本を読んで見るというのもいいものだなと思いました。

読んだ本が有用だったかどうかというのは、本人が決めれば良いことで、どんな内容がその人に有用かというのは、実際に読んでみなければわからないなと思いました。

書かれている内容は、NPO法人などがどうやって寄付金を集めるかということなのですが、色々と応用がきくというか、ビジネスにも役立つ内容なのかなとも思います。

寄付してもらうというのは、物を売るよりも大変なことなのだと思います。効率的に、活動しなければ、寄付をしてくれる人など見つけることはできないです。街頭で寄付をしてもらうのに、どこの駅前で行うのが生産性が高いのかなどというデータも書かれています。

この本は、ものすごく読みやすいです。文字数が少ないということもあるのですが、佐藤さんは公演なども行っていて、聴衆の関心を引く方法なども熟知している方です。ストーリーテリングなどの方法も本書で使われているので、最後まで興味を持って読むことができたのかもしれません。

ストーリーテリングや関心を引き出す方法なども、具体例を提示して簡潔に説明されており、理解しやすかったです。

効率よく寄付の支援者を集めるという内容は、ビジネスに置き換えると、顧客獲得というように捉えることができます。顧客を獲得するために行うべき内容がギュッと凝縮されていた本だと感じました。著者の佐藤しもんという方は、NPO法人で実際に資金を集めていた経験があるそうなので、説得力もありました。