俺か、俺以外か。ローランドという生き方を読んだ感想です。

ROLAND (著)

ローランドさんはみなさんもテレビなどで見ることが多いので、知っていると思います。自分もローランドさんのことは、テレビやYouTubeなどで見て知り、興味が湧いたので、色々と調べたことがあります。調べてみると、考え方や行動が本当にすばらしいんですよね。なんというか、お手本にしたいなと思ったほどです。

それで、この本を読んでみようと思いました。

ちょっと話はそれるのですが、最近自分が目指している体型が、ローランドさんなんですよ。締まっていて、でもムキムキというわけではない感じが理想的に思います。筋肉がついてきたら、もっとムキムキの方が良くなるのかもしれませんが。

本というのは、自分とは別の人生を歩んできた人の考えを知ることができ、その人の歩んできた人生を間接的に体験できるというのがものすごくいいところです。自分とは別世界を歩んできたローランドさんの体験したことや考えを知ることができたのは、本当に勉強になりました。

本には書かれていませんでしたが、ローランドさんは本当に勉強されていると思いました。どこで、このような考え方を身に着けていったのだろうかと考えてしまうくらいです。初めから、こんな完璧な人ではなかったと思います。勉強し、試行錯誤を繰り返し、「ROLAND」という人間を綿密に設計し、作り上げていったように思いました。

仕事に対しての考え方や行動など、正攻法というか、王道というか、自分が学生の時に読みたかったなと思いました。

この本が、ローランドさんの人気だけの売上なら、40万部以上も売れなかったと思います。書いてあることが、当たり前のことなんですけど、正しいんです。自分がどれだけ甘えて生きてきたか、思い知らされました。就職する前に読んでいたら、きっと違った人生を歩んでいたかもしれません。

色々なことについて書かれていますが、今自分がこの本を読んで実践しようと思ったことは下記です。

①整理整頓
ローランドさんの整理整頓は本当に見習わなければいけないと思っています。1用途につき、1アイテムしか物を持っていないんです。ここまで徹底しているからこそ、1つ1つのアイテムを大切にできるのだと思います。

最近、家の物を減らそうと試行錯誤しているのですが、本当に物って一度所有してしまうと、捨てにくい。所有するときには、本当にその物が必要なのか、しっかりと考え、捨てるのに必要なコスト(お金+時間+意志力)を考えないといけないと思います。

ローランドさんがミニマリストになったきっかけを答えてくれている動画です。

ローランドさんがミニマリストになるきっかけになった本

②仕事道具
ローランドさんは、仕事道具に愛情を持てない奴は、仕事に愛情がない奴と言っています。で、毎日仕事終わりに好きな音楽を聞きながら靴を磨くそうです。(最近は、ビリー・ジョエルだそうです。この曲かはわかりませんが。自分でも聞いたことのある、いい曲です。)

自分的には、仕事の道具(パソコン関係)については、それなりに手入れを行っていると思っていましたが、甘かったです。パソコンのキーボードの掃除は、2、3日に1回は掃除していますが、毎日行おうと思います。それと、机の上の整理整頓、パソコン内のデータや、ブラウザにいくつもサイトを立ち上げたり、ファイルを開きっぱなしにしないなど、仕事道具の整理整頓、手入れを怠らないようにしなければと思わされました。

③仕事
宝くじで100億円当たったとしても、今までと同じ仕事を続けていくか?仕事に対しての姿勢を学ばせてもらいました。

自分も一生仕事人でいたいと思います。

④全力
全力で取り組み、全力で向き合い、自分が考えうる限り最大限の努力をした結果だからこそ、だめだった時には諦められる。適当な気持ちで夢に向き合ったり、取り組んでいると、本気を出したらそのうちなんてカッコ悪いことを思いながら、今でも中途半端に、夢とも言えない夢を追いかけ続けていくことになるかもしれない。

今、取り組んでいることを全力で行っているか?自分が考え得る限りの努力を投入できているか?を考え、できる限りの努力を行っていこうと思わされました。

言葉ってすごいです。自分がこの本を読んでこんな気持になることなど、全く想像していませんでした。いい影響を与えてもらいました。

この本に書かれていること少しずつでも実践していければ、成功するだろうと思います。この本は、230ページくらいの本で、文章がびっしりという本ではないので、かなり読みやすいです。ですが、内容は濃いです。

この本の印税は、全額寄付するそうです。自分も、成功し、このようなこともマネできるよう、必死に頑張ろうと思いました。