数日前から腰が痛くなりました。だいたいサロンパスでも貼っておけば、それなりに良くなるのですが今回はちょっと長引いているのでなんとかしたいと思い、「人生を変える幸せの腰痛学校」という本を読んでみました。

この本は、読むと腰痛が改善すると書かれているので、本当かなと疑いながら読んでいる最中です。アマゾンのレビューにも腰痛が治ったという方が結構いたので、自分もそうなれたらいいなと思います。


伊藤 かよこ (著)

自分がこの本を読んで気付かされたことは、腰痛を好きになるという部分を読んで。

最近、起きた出来事に対しての捉え方がすべてなのだといういことを学び始めて意識していたつもりでした。ですが、まだこの考え方が自分の中には定着していなかったようで、再度考えさせられました。

腰痛=嫌なこと、悪いこと

ではなく

腰痛=好きなこと、良いこと

と考えてみる。今まで認識していた事象、状況を別の視点から捉えてみる。すると、今まで考えなかったことが考えられるようになる。例えば、今回は物事の捉え方を再認識する機会になりました。かなり遠回りではありますが。

で、今回思ったのが、

腰痛=嫌なこと、悪いこと

ではなく

腰痛=好きなこと、良いこと

と変換することは、他にも色々なところで、応用できるのではないかということ。

最近、株で損失が出ました。想像していた通りの動きをしなかったので損切りをしたのですが、やはり損失が出ると気分は落ち込みます。

ですが、「損失=悪いこと」ではなく「損失=良いこと」と考えを変えてみる。そうすると、今まで考えなかったことを考えるようになる。例えば、「損失=良いこと」と考えることで、自分が考えられなかったチャンスがこの値動きにはあるのではないか?とか。

今まで、損失が出たーと嫌な気分になって、そこで考えるのをやめてしまっていた感じでした。

「損失=良いこと、ラッキーなこと」と考えると、その値動きをちゃんと捉えるようにしようと思いました。そこから、この損失を利益に変える方法がないかと考えることもできました。

良いことも、悪いことも、本人の捉え方次第。捉え方で、良くも悪くも変えられるのです。人生、本当にこの繰り返しですよね。大変なことが起きてもチャンスだと思えればチャンスだし、最悪だーと思っていれば、最悪なのです。

今回、腰痛が長引いたのも、この考え方を認識しなおす為だったのだと思いました。

あと、食べ過ぎ。最近、筋トレはしっかりと行っているのですが、間食をしてしまったりして、お腹が出てきたので、その警告なのかもしれません。腰痛を通してからだが、良くない方向に行っているよと。

最近、久しぶりに友人に会ったのですが、その友人を見て腹出たなーとか、だらしない身体してんなーとか思って、心のなかで笑っていたんです。でも、よく自分のお腹を見たら人のこと言えないじゃん。いやーなんでこんなに腹出てんだ自分。なんで筋トレしてんのに腹出たんだ。一度、食生活を見直す必要があるようです。

よくよく考えたら、水野南北先生の教えを守れていないことに気づきました。純粋に食べすぎていたんです。よく噛んで腹八分を意識して食べ過ぎないように心がけようと思います。食べ物は問題ないと思います。量ですね。

腹が出てきたから腰に負担がかかていたのかもしれません。

この本を読み終えても、まだ腰痛が治らなかったら、まだ身体が自分に何かを気づかせてくれようとしているのだと思います。

この幸せの腰痛学校の内容ですが、腰痛に関しての内容ですが、教えられていることは腰痛以外にも応用がきくことが多いです。もしかして著者の方は、問題が腰痛ではなくても解決できるように本を書いてくれたのかもしれません。

プラセボについて、こんなに強力なものだとは知りませんでした。これは、本当に使い方次第で、かなり有効に使える現象だなと思いました。まあ、これも考え方というか捉え方次第ということです。病気も治ると思えば治るし、薬も効くと思って飲めば効くし、効かないと思って飲めば効かないということです。

この考え方を知って人生で上手く使って生きて行くのと、知らないで生きていくのとでは、本当に雲泥の差が出るだろうなと思いました。

本の中でお灸についても、少しだけ取り上げられていたので、試しに買って自分でお灸をしてみました。人生初お灸です。購入したのは火を付けるタイプのお灸だったので、煙は出るし、匂いはすごいです。部屋でタバコを吸っているような感じです。ですが、信じられないほど効きました。理解できませんでした。なぜ、こんな小さなお灸1個使うだけで、腰痛が改善するのかと。

薬指と小指の骨が交わる少し上の腰腿点というツボに一つだけお灸をしてみました。今回は左手。火を付けても特に、熱いわけでもなくただ、お灸に火がついて煙が出ているのをぼーっと眺めているだけ。煙は3分もすると消えます。本当にあっという間。たったこれだけでなぜか、数時間するとお腹がぐるぐる鳴り、便が出る。で、腰痛が改善されるという感じでした。いやー本当に不思議。

お灸にも、火を使わないタイプもあるので、火を使いたくないという方はどうぞ。想像以上に効きますよお灸。

自分の状態を決めるのは、自分だということ。幸せになれるかどうか、それを決めるのは自分だということ。私たちはいつでも幸福でいるか、不幸でいるかを自分で選べる。どういう人間であるかということも選ぶことができる。この考え方というか事実を読んだ時、はっと思わされました。自分というのは、自分が考え、認識した通りの存在になるのだということ。

よく、人は自分が思った通りになるということが本に書かれていますが、いまいちピンとこなかったんです。でもこの本を読んでしっくりきたというか、考え方がわかったというか、認識できたというか、やり方がわかったという感じがしました。

腰が悪いから、腰痛になる。頭が悪いと思っているから勉強ができない。これらは、自分が頭の中で作り上げているものなんです。考え方次第で、どうにでもなること。

実際に、医者も治療者もいない国には腰痛の人もいないそうです。肩こりという概念がない国では肩は凝らないそうです。

これ、株式投資にも使えますね。ようは、認識次第だということです。思うように利益が上がっていないのだとしたら、認識や考え方に問題があるのだと思います。

この本を買って読んで良かったと思いました。読み終わって、腰痛が読む前よりも良くなっていました。

手元に置いておいて、何か課題をクリアしたい時、新しいことを始めるときには読み返したい本だなと思いました。

腰痛になって良かったと思える日が来るそうです。確かに腰痛にならなかったらこの本に書かれていたことは学ぶことはなかったので、そう思うと腰痛になって良かったなと思いました。腰痛が自分に何を伝えたかったのか、腰痛ではなくてもからだが自分に何を伝えたいのかを考えるきっかけになりました。人間のからだって本当によくできているなと思いました。