コロナで世の中が色々と変わったが、自分も変わったことがある。

それは、コロナで飲み会がなくなったおかげで、お酒を飲む習慣が完全になくなったことだ。数年前は、家でも晩酌を毎日していたがアル中っぽくなってしまったので、どうにかやめようとした。なんとか家で晩酌をしない程度までにお酒を断つことができた。かなり時間がかかった。で、今回コロナ過で飲み会がなくなってお酒を飲む機会がなくなった。

これが、いいことづくめだった。

お酒のことを全く考えなくて済むようになった。今までは、夕方になったり、疲れたりすると酒が飲みてぇと思っていたが、今ではお酒のことすら考えなくなった。お酒を購入したり、お酒を飲んだ後の片づけやごみ捨てなどもなくなったので本当に楽になった。毎日飲むとなると買うのも一苦労だし、ごみを捨てるのも缶や瓶など、捨てるのが面倒なものがたくさん出る。それがないというのは本当に楽だ。

なんといっても、お酒にまつわる出費がごっそり減った。その分、投資に回せる。

二日酔いも飲まないので全くない。ウコンやヘパリーゼなんかも買う必要がないし、飲む必要もない。朝は快適に起きることができるし、体調もいい。

よく、ストレス解消にお酒を飲むという人がいるが、お酒を飲まないことでかなりストレスが減った。今、思うとなんでお酒なんて飲んでいたのだろうかと不思議なくらいだ。炭酸で十分だ。

お酒を飲まなくなって、夜遅くまで起きている必要がなくなったので、早く寝るようにして早く起きるようにした。で、朝プログラミングをした。投資系のプログラムも作成したので、機会があれば分析結果なども公開していこうと思う。株の調査や分析って、手作業で調査、分析するには時間がかかりすぎるし、面倒くさいことが多いけど、プログラムだと作ってしまえば本当に楽になる。しかも、今のパソコンって本当に性能がいい。処理も早い。自分が作ったムダな処理が多いプログラムでもサクサク処理してくれる。

ちなみに、プログラムの動作環境もデータベースも今は無料で使える。なんていい時代なんでしょう。頭のいい人がすでにプログラムの面倒な処理を考えて作ってくれたモジュールも全部ただで使えるなんて夢のような世界です。自分はそれを組み合わせるだけで株の分析プログラムが作れちゃうんですから。細かい部分は考えないといけないけど。

話はそれましたが、お酒を飲まないことができるなら人生イージーモードに突入できるのではないかと思う。だって、みんながお酒を飲んだり、二日酔いになっている間に勉強や新しい技術を身に着けることができるのだから。飲酒している人よりも時間という武器を最大限に利用できるのだ。

自分がお酒をやめることができたのは、自分がしっかりと納得してやめたからだと思っている。無理やり我慢してやめたのならこんなにすんなりやめることができず、今でもお酒が飲みたくなっていたことだろう。飲酒をしていた頃は本当に浴びるほど飲んだ。家では、眠くなるまで飲んで、居酒屋では飲めるだけ飲んだ。これだけ飲んだからもう飲まなくていいやと思えるようになったのかもしれない。

お酒は合法だが、お酒は飲んでしまえばコントロールができないものだと認識しておくことだ。日本でもお酒関連での死亡は数万人いると推計されている。コロナでの死亡者数よりも多いのだ。

まあ、あれだけのお酒を飲んで、今自分が生きているのは奇跡としかいいようがない。酔っぱらって、2階から落ちたこともあるし、これ3階だったら完全に死んでるね。住んでたの2階でほんと良かったぁ。

今考えるとやべえわ。笑。まあ、楽しかったけど。

これだけ、飲んでわかったのは飲酒を続けていくと飲む量は増えても減ることはないってこと。飲酒歴が長くなればアルコールを摂取する量も確実に増えていく。意識して減らしていかない限りは減ることはない。ちなみに、お酒が飲みたいと思う人はアルコール依存症が始まっていると考えた方がいい。だって、もうやめられないじゃない。あの初めて、お酒を飲んだ時に感じたまずいという感覚。あの時点で飲むのをやめておけば、習慣になんてならなかったのに。

たばこをやめた時もそうだったが、何回も禁煙に失敗した。でも、今思うとそれでいいのだと思う。禁煙や禁酒を試みてだめなら戻ってもいいくらいの気持ちでいいのではないかと思う。完全にやめる必要もないとも思う。たばこを吸う本数が、お酒を飲む量が少しでも減らすことができればいいのではないかと思う。今でも誘われれば、飲み会にも参加する。ただ前のように大量に飲むことはなくなったが。

環境が変わったから意識が変わったのか、意識が変わって飲酒をやめることができたのかはよくわからないが、お酒の呪縛から解放されたのは本当にありがたいことだ。コロナという禍から、何を得ることができるのかはその人の考え方次第だ。人生につつきまわされた時が学ぶチャンス。(金持ち父さん、貧乏父さんより)

自分がお酒の量を減らすことができたのは、この禁酒セラピーという本を何度も読んで正しい知識を身に着けることができたからだと思う。藁をもすがる思いで読んだこの本で人生を元に戻してもらった感じだ。