今回は、ライオン株式会社(銘柄コード 4912)の商品、「クリニカアドバンテージ なめらかスリムフロス」のレビューです。
今まで、クリニカのダブルフロスという製品を使っていたのですが、奥歯の1箇所だけ歯と歯の間が狭く、どうしてもフロスを通すことができなくなってしまった為、クリニカアドバンテージ なめらかスリムフロスを購入して使ってみましたので、感想です。
ちなみに、歯ブラシだけでデンタルフロスを使っていないという方は、できるだけ早めにデンタルフロスを使うことをおすすめします。なぜなら、歯磨きだけでは歯垢は落としきれないからです。もっと早くデンタルフロスを使っていれば、虫歯の数を減らすことができたとつくづく後悔しています。歯医者に行ったあと、自分の歯が削られたあの感覚は二度と味わいたくないです。
それと、初めてデンタルフロスした時の、衝撃的な匂い。自分の口の中でこんなに臭いところがあったなんて本当にショックでした。それからというもの歯磨きはもちろんですが、デンタルフロスも定期的にするようになりました。デンタルフロスをやったことない人は、試しにやってみてフロスの匂いを嗅いでみてください。どんなに可愛い子でも、1ヶ月もフロスしてないと例外なく奥歯の隙間はドブ臭いと思います。
フロスが家にない人は、自分の人指指を舐めてから、親指とちょっとすりすりした後に、匂いを嗅いでみてください。臭かったら間違いなく奥歯の歯間も臭いですよ。
デンタルフロスを使う頻度ですが、歯科医の歯科衛生士の方に聞いたところ毎日行うようにしてくださいとのこと。それだけ歯磨きだけでは歯の隅々まで磨ききれていないということです。デンタルフロスを定期的に行うことで口臭も防ぐことができると思います。デンタルフロスを通した後は、口の中がすっきりします。デンタルフロスで歯垢を落とすことは、むし歯、歯周病、口臭の予防に繋がります。
歯は、しっかりとメンテナンスしないと若いうちに失うことにもなりかねません。もし歯を虫歯で失い、インプラントにした場合いくらかかるか知っていますか?インプラントは虫歯では、保険の適用外なので、1本で30万円前後の金額がかかります。かなりの出費になるわけです。かといって、入れ歯や放置しておくわけにはいかないので、歯はしっかりとメンテナンスしておくべきです。
デンタルフロスと歯磨きどちらを先にやるべきか?ですが、調べてみるとデンタルフロスが先と推奨している方と、歯磨きが先と推奨している方、両方いました。ただ、最近の研究ですとフロス先の方が歯垢除去率が高いという研究結果もあるようです。
デンタルフロスの種類はこんな感じです。
<形>
◆糸まきタイプ
フロスの糸を指に巻き付けて使用します。
◆ホルダータイプ
フロスの糸がプラスチックのホルダーに固定されて販売されています。
・F字タイプ→前歯におすすめ
・Y字タイプ→奥歯におすすめ
<糸の種類>
・ワックス
・ノンワックス
フロスにワックスの加工が施されているものは、ノンワックスのものに比べて、歯と歯の間に通しやすいです。狭い歯間などにも比較的簡単に通すことができます。
クリニカ アドバンテージ ダブルフロス(ノンワックス ホルダータイプ F字タイプ)手軽に使えるので、今までこのフロスだけを使用していました。
「クリニカアドバンテージ なめらかスリムフロス」に比べると、歯と歯の間に通す時に、ギシギシして通しにくいですが、このフロスは、フロスを指に巻き付ける必要がない為、簡単に使えます。
糸だけのデンタルフロスを選んだことがなかったので、どれにしたらいいのか全然わかりませんでした。ジョンソンエンドジョンソンのリーチか、P&GのオーラルB、ライオンのクリニカのどれかで迷いました。どれも値段、機能も似たような感じですし、違いがよくわかりません。ただ、今回は上記のクリニカ、ダブルフロスで入らなくなった奥歯の隙間に入りさえすればと思い、細いものがいいと思っていたのですが、奥歯の隙間に入れやすいのはワックスコートがされているフロスだということがわかりました。
「クリニカアドバンテージ なめらかスリムフロス」はスリムフロスかつ、ワックスコートなので、記載されている通り歯間にスルッと通って、初心者にもみがきやすいのでおすすめです。このフロスを使った時に、こんなに通しやすいフロスがあったのかと、感心してしまったほどです。本当に簡単に歯と歯の間に入ってくれます。スルッとというか、スコっていうか、とにかく通しやすいです。以前使っていたダブルフロスで通らなかった奥歯の隙間にも簡単にフロスを通すことができました。ただ、はじめは指にフロスを巻き付けないといけないため、苦労しますが、1度やってコツを掴めば、特に問題はありません。
ミントフレーバーがついているので、フロスを通した後にさっぱりとした感じがします。キシリトールも配合されています。
歯垢除去率は歯ブラシだけだと58%で、歯ブラシ+フロスで86%のようです。歯ブラシだけでは、歯垢が半分ちょいしか落とすことができないようです。
しっかりとしたケースに入っているので衛生的ですし、ケースが半透明なのでフロスの残りも確認できていいです。40mの長さなので、40cmづつ使用すると100回分となります。かなりコスパいいです。
フロスのカッター部分。この金具は、フロスを止めるための金具でもあり、カッターでもあります。必要な長さのフロスを出した後に、この金具にフロスを挟むとフロスを切ることができます。これは便利です。
デンタルフロスが入らない、入りにくくて困っている方にはおすすめです。簡単に入るので、デンタルフロスも毛羽立ちません。見た目では、ダブルフロスの方が細いように感じますが、ワックス加工されている為、通しやすさは断然、「クリニカアドバンテージ なめらかスリムフロス」です。