よろこびの歌を読んだ感想です。小説なので、ネタバレするような内容は含ませないようにしているつもりです。

宮下 奈都 (著)

最近、宮下奈都(みやした なつ)さんの小説にハマっています。宮下さんの小説って、何がいいのかよくわかんないんですが、読んだ後にとても、なんだろう、気持ちがよくなるというか、気持ちを前向きにしてくれるというか、そんな感覚が好きなので読んでいます。

今まで、羊と鋼の森、静かな雨、よろこびの歌と3冊読みましたが、どれも同じような気持ちにしてくれる作品でした。きっと宮下さんが、そんな小説になるように書いてくれているのだと思います。よくわからないですが。

小説をほとんど読んだことのない自分でも最後まで読めたので読みやすいと思います。ただ、読んでみた感想としては、宮下奈都さんの小説で一番最初に読むなら、羊と鋼の森をおすすめします。理由は羊と鋼の森の方が最初から没頭できたからです。本屋大賞も受賞したので、多くの人に指示されている作品です。

よろこびの歌は最初、なんの情報もなく読んだので、短編集なのかなと思ったのですが、同じ女子校でのストーリーを別の女の子の視点で書いている内容になっています。

この「よろこびの歌」はなんだか気持ちがもやもやした時に読むと、心をスッキリさせてくれる本です。実際、すごくもやもやした気持ちで読んだのですが、そんなもやもやした気持ちを一掃してくれました。

面白い本を読むと、本を読むことに没頭し、その世界に入り込めるので、一度気分をリセットできるのかもしれません。小説は、動画では味わえない面白さがあるのでおすすめですよ。