自分は、以前消費者金融に借金があり、借金返済に苦労した経験があります。借金返済に苦労した経験があるからこそわかったこともあります。それは、借金返済は想像しているよりも大変だということ。なので、自分は借金はしないということを決めました。
最近、物価が上昇して生活がきつくなっている方もいるとは思いますが、安易に消費者金融やクレジットカードのキャッシングには手を出さないようにすべきです。リボ払いでの買い物も同じです。自分のように一度、借金の苦しさを経験として味わった方が、後に絶対に借金しないようになると思うなら一度経験した方がいいのかもしれませんが、少し頭を使ってシミュレーションすれば、借金をするほうが大変になるのか、今我慢してなんとか借金せずに乗り越える方が大変かは、わかるはずです。
人から借りたお金って、なんというか自分で稼いだお金ではないのであっという間になくなってしまうんです。すぐなくなるのにそれを返済しなければいけない。しかも金利も含めて。
で、一度借りることを覚えてしまうと、次にお金に困ったときにも借りればいいやという思考になってしまいます。借りる前に、例えば節約しようとか、不要なものを売ってなんとかお金を作ろうとか、なんとかお金を作り出そうという考えよりも先にお金を借りようという思考になってしまいます。本当に実際そんな考え方になってしまっていました。
それと、借金をしてしまうと返済について考えなければならなくなり、頭のリソースが持っていかれ、仕事に集中できなくなってしまうこともあります。
お金を借りるというのは、後で返さなければいけないということなんです。今がきつくてお金に困っているのに、その上、金利を含めた借金返済なんて普通に考えるとできないです。今現在よりももっと苦しい状況になってしまいます。
なので、消費者金融などからお金を借りる前に、ちゃんと考え、今の現状をどうにかすることを考えるべきです。ちなみにリボ払いや、金利のかかる分割払いも同じです。
自分が借金を返済できたのは、自分の収入と支出を把握できるようになってからです。毎月、いくら収入があって、いくら出ていっているのか分からなければ、コントロールしようがありません。
スマホに変えてから、家計簿をつけることを継続できるようになりました。それは、買い物をしたらすぐに家計簿に入力できるからです。入力するハードルが下がったので、記録できるようになりました。レコーディングダイエットと同じで、記録しなければいけないと思うと記録するのがめんどうなので、余計なものを買わないようにもなります。
収入と支出が把握できるようになると、今月は苦しいから飲み会の誘いがあっても断ろうとか、買いたいものがあるけど、来月にしようとか、支出のコントロールもできるようになります。
もし、どうしても買いたい高い物は、その時に衝動買いするのではなく、毎月積み立てをしてそのお金が貯まったら買う、とういようなこともできるようになります。積立しているうちにやっぱいらないやとか、別の物で代用できるんじゃないかとか、買わなくても済む方法を考えることもできました。
自分でコツコツ貯めたお金って、少額でも変なものに使いたくないという気持ちになります。
酒、たばこ、ギャンブル、ゲーム、女など生きていく上では必要のないものにお金を使っているなら、一度やめることを考えてみるべきです。やめるなら、早ければ早いほど良いです。これは間違いないです。
この中で自分が一番やばいと思ったのがお酒です。お酒を飲んでしまうと、色々とコントロールが効かなくなり、浪費に歯止めがきかなくなってしまうためです。お酒をたくさん飲む方なら、2次会、3次会の後、シメのラーメン、終電を逃したのでタクシー代など、シラフの時には考えられないようなお金の使い方をしてしまっているのではないでしょうか？
一度、何にお金を使っているのか記録してみると、本当にどうでもいいことにお金を使っていることがよくわかります。
お酒をやめると、本当に金銭的に楽になります。試しに禁酒してみてはいかがですか？この「禁酒セラピー」という本は、自分がアルコール中毒っぽくなってしまった時になんとか抜け出せた本ですので、お酒をやめたいと考えている人にはかなりおすすめの本です。この頃は、本を読むのも苦手だったけど、藁にもすがる思いで何度も何度も読み返したことを今でも覚えています。
現在の20代の方は本当に飲酒習慣がないようです。2017年のデータですが、週3日以上で、清酒に換算し1日1合以上飲酒している人の割合は、男性20代で19.4％、女性20代で6.8％だそうです。これは5年以上も前のデータなので、現在はもっと減っていると思われます。本当に減りましたね。そのうち、喫煙者のような扱いになっていくのではないかとも思います。
男性については、5人に1人以下、女性については14人に1人以下です。もう、お酒を飲まないという人の方が格段に多いのです。なので、全然お酒をやめても問題なしです。逆に飲んでいることのデメリットについてしっかりと理解すべきです。お酒を飲んでいるメリットなど何もないです。百害あって一利なし。最近の研究では、適量でも体には害であるという研究もあるようです。
みんな、お酒のコスパの悪さや飲んだ後の生産性の悪さに気づき始めている証拠だと思います。今の若い世代の方は賢いなと思います。酒やたばこは、初めからやっていないです。
普通に考えて、飲んだら車を運転してはならないやばいものを飲むというのは、おかしなことだと、もっと早く気づくべきでした。そもそも、飲んだら運転してはならないものを販売していることがおかしなことなのだと思います。
誰かが言っていました、ストロングチューハイは猛毒だと。かなり前に飲んだことがありますが、あれは本当にやばかったです。すぐ酔うし、次の日の二日酔いのヤバさと言ったら…。昔に比べると格段に体に悪いアルコールも増えています。こんなものを飲んで、健康を害してしまったら、目も当てられないです。不健康になってからでは遅いのです。健康なうちにアルコールはやめるべきです。アルコールによる年間死亡者数は約35,000人だそうです。1日に約100人亡くなっている計算です。年間の死者数が140万～150万人なので、アルコール関係で亡くなっている人の割合は、2～3％です。結構な人数です。
ちなみにアルコール依存症という病気になってしまうと、再び飲酒を調節できるようにはならないそうです。なので断酒しか選択はなくなるようです。本当に恐ろしいです。自分はアルコール中毒っぽくなってしまったので、また飲み始めてしまうと際限なく飲んでしまうのが分かっているので、飲んでいません。
悪い習慣をやめたいと思うときには、その行為を1日だけ先延ばしにしてみるといいみたいですよ。とりあえず、今日はやめてみよう。で明日になったら、明後日にしてみようとしてみるのです。運良くこれが66日続けられれば、していないことが習慣になり、やめられます。
話は戻りますが、金銭の問題をなんとかしたいと考えているのであれば、部屋を片付けたり、ダイエットすることも効果的で、案外お金の問題も解決したります。
なぜか？
まず、部屋を片付けることで、消耗品などの管理もしやすくなり、無駄に買いだめなどしなくて済むようになります。家の中が散らかっていると、ストック品があちこちから出てきたりすることもよくあります。筆記用具など、なんでこんなにたくさんあるんだと思うくらい出てきます。
ダイエットですが、体重が減るということは、その分食費も浮かすことができるということです。今の体重を維持するにはそれなりのカロリーが必要です。肥満体型なら、考える余地ありです。自分も過去に肥満体型だったのでよく分かるのですが、お腹が減っちゃって、本当に余計なものを食べるためにコンビニなどでパンや肉まん、お菓子などよく買っていました。今考えると本当に無駄でした。でも、太っていると我慢できないんです。健康にもよくないです。
自分の経験からいうと、お酒をやめることができれば、金銭面、身体面、精神面などかなりの問題が解決できると思っています。この日本において、自分の人生が、満足のいくものだと思えていないならそれは、自分の選択が悪かったためです。お酒を飲む判断をしたのも自分です。飲まない選択だってできるのですから。
本当に日本って恵まれた国です。成功するための最低限の環境は日本にはあります。どんな環境に生まれても日本にいるなら最低限の教育は受けることができますし、やる気があれば、図書館でいくらでも本も読むことができます。こんな良い環境に暮らしていて、酒飲んで、タバコ吸って、ギャンブルして、ゲームに課金して、女に貢いて、借金があって困っていますなんて、バカですよ。よく考えれば、わかるはずです。
あるアメリカ人がこう言っていました。
「この世界じゃ、なんでも手に入る」と。
この言葉というか、こういう考え方好きです。考え方次第なんですよ。私たちが暮らしている世界では、何だって手に入れようと思えば手に入るんです。ただそれを可能と思っているかどうかの違いなんです。この言葉を言ったアメリカ人も私たちも、同じ地球にいるんです。ビル・ゲイツもウォーレン・バフェットも、ジェフ・ベゾスも、スティーブ・ジョブズもこの地球でこれだけの成功を収めたんです。
スティーブ・ジョブズが持っていなくて、私たちが持っているものがあります。それは、今生きているということ。生きているということはこれからの選択で成功する可能性は無限大だということ。今がどんな状況でも生きていれば何だってできる。彼らが手にできなかった成功だって実現できる可能性は十分あるということ。それだけ生きているということは価値のあることです。昨日亡くなった人が生きることができなかった今日を私たちは生きている。
お酒なんて飲んでる場合じゃない。
