マッキンゼー最新脳科学究極の集中術を読んだ感想です。
田中伸明(著)
いろんなことが書かれていますが、
集中するには、集中するというよりも、集中を阻害するものをできるだけ排除すること。これを守ることが手っ取り早く集中できるようになることだと思いました。
仕事に集中したいなら、机の上には仕事に必要なもの以外は置かない。水を飲む習慣を身につけようと、いつも机の上に水を置いて、のどが渇いたら飲むようにしていたのですが、それも机の上には置かないほうがいいと思いました。
考えてみたら、水の入ったペットボトルを見るたびにそのことを何かしら考えてしまう。少なからず、脳はそのペットボトルが視界に入っただけでなにか処理しているのだと思います。
最近、気分がモヤモヤすることが多く、集中できなかったのでこの本を読んだのですが本当に基本的なことをやれていなかった。机の上を片付ける、部屋を片付けるなど。
使っていないものを取っておいていることが多い。少しずつですが、不要な物を処分し始めています。整髪料や制汗スプレー、香水など使い切れないまま取ってあるものが多い。使い切っていないから捨てるのも面倒だからそのままにしてあるって感じです。
1本1000円、ものによってはそれよりも高価なスプレーが多々ある。いかに無駄なお金を使っていたかがよくわかります。制汗スプレー1000円、ヘアムース1000円、育毛剤多分3000円以上。3本だけで5000円以上…。しかもどれもほぼ残っている。これを投資に回していたらと思うと、もったいなくて仕方ないです。
これらを処分していると、物ってお金が姿を変えたものなんだなって思わされます。そのお金が姿を変えた物をほとんど使わずに捨てることになっている。本当にもったいない話です。でも、この捨てるという作業をしないとそのことにも気づくことができない。だから片付けというか断捨離は重要なのだと思いました。
これからは、しっかりと使うと物でなければ、買わないようにできると思います。
机の上にいろんな物がごちゃごちゃ置いてあったら、いろんな物が目に入って、いろんなことを考えてしまい、集中なんかできないですよね。環境を整えることの大切さです。
最近、スイッチという本も読んでいるのですが、そこにも環境によって行動が左右されるということが書かれています。
自分は、若い頃は遊んでばかりいて、本を読んだり勉強したりすることをおろそかにしていました。だから、知らないことが沢山あるし、本当に沢山学ばなければならないことがある。
自分の習慣が置かれている環境にかなり影響を受けているというのは、全く気にしないで生きてきましたが、これから何かを成し遂げたいと思うなら、環境もしっかり整えて生活しなければならないと思いました。