『ポケモントレーディングカードゲームポケット(Pokémon Trading Card Game Pocket)』というポケモンのアプリが10/30に正式リリースされたので、試しにやってみました。ポケモントレーディングカードゲームをアプリ内で楽しめるというもの。

なぜやってみたのかというと、2016年ポケモンGOのリリース後に任天堂の株価が爆上がりしていったのを覚えていたからです。ポケモンGOは全世界で10億ダウンロードされた脅威のアプリですが、ポケモントレーディングカードゲームポケットも2日間で1000万ダウンロードを突破したようです。

ポケモントレーディングカードゲームポケットの運営会社は、株式会社ポケモン(未上場)で、株式会社ポケモンの32%を持っているのが任天堂(7974)です。アプリの開発が株式会社クリーチャーズ(未上場)と株式会社ディー・エヌ・エー(2432)です。

ポケモントレーディングカードゲームポケット(ポケポケ)では、1日に5枚のカードが入ったパックを2つ無料で開封できます。12時間経つと、1パック開封できます。ゲーム内でもらえるパック砂時計を1つ使うと1時間短縮できます。課金することもでき、その場合はポケゴールドというものを下の価格で購入することになります。ポケゴールド1個で2時間短縮できます。12時間短縮させるには、20.28円で計算すると121.68円かかります。課金だけで5枚入り1パック開封するには約121円~168円かかることになります。

ポケゴールド価格表
×5 140円 1個あたり28円
×25+1 700円 1個あたり26.92円
×50+7 1,400円 1個あたり24.56円
×100+20 2,800円 1個あたり23.33円
×200+50 5,600円 1個あたり22.4円
×500+190 14,000円 1個あたり20.28円

プレミアムパスというものもあり、月980円で毎日1パック追加で開封できます。その他の特典もあります。一ヶ月30日で計算すると1パックあたり32.66円で開封できるので、ポケゴールドを購入するよりもオトクに設定されています。

その他にも課金要素は色々と用意されています。

今後、トレードという機能もリリースされてくるようです。

入手したポケモンカードを使って、バトルもできるようになっています。ポケモンって、うまくできてるなーって思ってしまいました。手に入れたカードを使って、バトルをしていると、より強いカードが欲しくなってしまうんです。強いカードが無いとバトルで勝てなくなってくるんです。だからカードが欲しくなる。バトルをしなくても、全種類コンプリートさせたいって気持ちも出てきます。

それと、バトルでは同じ強さの同じカードでも、レア度が違ったデザインが違うカードもあります。

そうなってくると、課金なしでは難しいのではないかと思います。

ちなみに、このポケモントレーディングカードゲームポケットは、実際のポケモンカードをアプリに登録することはできないので、実物のポケモンカードを持っていたとしても、はじめから集める必要があります。

ポケモンカードを買って集めていた人は、ポケモントレーディングカードゲームポケットでも課金してカードを集めていくのに抵抗はないように思います。

ポケモンGOとポケモントレーディングカードゲームポケット、両方やってみましたが、ポケモントレーディングカードゲームポケットの方が、課金する人は多いのではないかと思います。1日2パックでは我慢できない人は多いと思います。

CMにも結構力を入れていますし、かなりの売上がきたいできるのではないかと思っています。

例えば、1000万人が100円ずつ課金したとすると、10億円。
1000万人の1/10の人がプレミアムパス、月980円に加入すると9億8000万円。

ポケモントレーディングカードゲームポケットは世界中でリリースされており、日本語/英語/スペイン語/フランス語/ドイツ語/イタリア語/ブラジルポルトガル語/韓国語/中国語でプレイすることが可能です。なので、今後もっとダウンロード数は伸びていくでしょう。

株式会社ポケモン、2024年2月期の売上高2975億0800万円、経常利益908億2600万円すごいです。上場しないかな。