1%の努力を読んだ感想です。この本は、「2ちゃんねる」を開設し、管理人となったあの、ひろゆきさんの本です。

ひろゆき(著)

本の序文にも書かれていますが、この本はひろゆきさんがすべて執筆した本ではありません。基本的には、話をした内容を編集者の方がまとめた本のようです。

ひろゆきさんは、動画で自己啓発本を読むくらいなら、さっさと寝ろと言っている方です。なので、この記事を夜、読んでいるならさっさと寝た方がいいと自分も思いますwww

自分がこの本を読んで、まず思ったのがひろゆきさんは優秀な人なんだなってこと。でも、ひろゆきさんって、「真剣になること=かっこ悪い」みたいな感じを出しているからそういう風な感じは表面に出さないような書き方がされています。

バイトをしていた時のことが書かれていました。ピザ屋での配達で、普通は1時間で平均3軒回るところ、ひろゆきさんは6軒を回っていたそうです。いくら地元で、信号を通らないルートや抜け道を知っているからといって、普通のバイトの平均の倍を配達することができるものなのか?

本には書かれていませんが、事前にここらへんならどういうルートを通ると早いとか、ルートを分析などしてたのではないかと思います。

自分も色々とバイトをしたことがありますが、本当にできる人はめちゃくちゃ仕事が早いんですよね。自分は一般人でした。フツーのバイトでしたね。なんも考えないで、仲のいい人とくっちゃべっていましたね。あー、なつかしい。

1ページ14行で、空白の多い本なので、280ページもありますが、すぐ読めます。読むのが早い人なら、立ち読みで済んでしまうのではないかと思います。文章を作成した方が優秀なのか、読みやすいです。

2021年の夏に、この本を勢いで買って、本棚にしまってあったのですが、最近読了しました。で、思ったのが、2021年に買って1度読んであったんです。読んだにも関わらず、ほとんど内容を覚えていなかったし、読んだことすら忘れていたなんて、どんだけ記憶力ないんだよって感じでした。

でもエビングハウスの忘却曲線では、1か月後には21%しか覚えていないそうなので、1回読んで2年も経てば、ほとんど忘れていても普通のことなのかな。何かを学ぶには、1度読んだだけでは身につかないということがよくわかりました。

読んでもっと感銘を受けていたら、もう少しは覚えていたかもしれません。

2ちゃんねるを作った人の考えてに触れることができたのは、良かったです。自分が考えなかったようなことを知ることができたのは勉強になりました。

自分が普通に生活していたら、このような人とは知り合いになることはまずないので、そう考えると本って本当に便利なツールですね。

この本を読んで、勉強になったことは
・自分にとっての大きな岩(一番大切なこと)とは何かを常に考える
・仕事をゲーム感覚でやれ。いかに自分の楽しめるポイントを見つけられるか。これが働く上でのコツ。
・自分にとって何がストレスか?
・なくなったら困る体験は何か?
・予測不能なものだけにお金を払う
・調べることは徹底的にやる
・世の中すべてネタだということ
・今週を振り返ってみて、1つでも新しいことはあっただろうか?
・インプットの数を増やしておく、それがバックグラウンドとなる
・試行錯誤を入れてみる
・特殊なポジションに手を挙げる

けっこう他の本にも書かれているようなことも書かれています。大切なことは、同じなのだと思いました。

この本を読んで一番実践しなければいけないと思ったことは、外注というか、全部自分でやらないということですね。ひろゆきさんのうまいところは、自分が作業せずにうまく動く仕組みを作っているというところ。

この本もそう。自分が執筆するわけではなく、編集者に話した内容を編集者が本にまとめて出版しています。おそらく、普通の人の印税よりかは取り分は少ないでしょうが、作業時間は、本を執筆すると思えば、かなり少ない時間しか使っていないと思います。

2ちゃんねるも、2ちゃんねるという仕組みを作って、あとはユーザが勝手にコンテンツを作ってくれる。

ひろゆきさんは、かなりパフォーマンスを考えて仕事をしてるなと感じました。自分が使う時間は最小限に、最大の利益を得るような仕事しかしないと決めているのでしょう。自分もここは、マネしなければいけないと思いました。