最近、脳を活性化させるために何かいいものはないかと探していたら、ルービックキューブが脳にいいということを知り、さっそく買ってやってみました。
ルービックキューブをやったことのなかったので、とりあえずそろえようと試みましたが、全く揃わない。1面も揃えることができませんでした。
で、揃え方をユーチューブなどで調べてやり方があることを知りました。ここにあるキューブをここに動かすには決まった手順をしなければいけません。
その動画を見て、ゆっくりですけど、1面を揃えることができるようになり、次は2面、3面と揃えられるようになり、ついには動画を見ながら前面を揃えることができるようになりました。
今度は、動画見ずに揃えられるようにしようと思いました。それには、ある条件の形の時にはこの手順でルービックキューブを回すという手順を覚える必要があります。
ルービックキューブには「Tパーム」という手順というか動かし方があります。これが、14回、ルービックキューブを回転させるという複雑なものです。
どうしたら手順を覚えられるのかまた調べてみたところ、下記の記述を見つけました。
「覚え方とかより手で覚えるのが必須。何も考えずにやれるようになる、その為にひたすらやりまくる毎日やる。」
この文章を見つけた時に、はっと思いました。これって、何をやるにしても同じじゃないかと。最近、色々な情報が手に入れやすくなったせいで、知っただけでできると勘違いしてしまうことが多いように思います。でも、体が何も考えなくてもできるようになるまで繰り返して、身に付けることが本当は大切なのだということ。
反復して、技術を習得すること。最近、練習とか訓練とかってあまりやっていなかったな。
ルービックキューブにはまだ続きがあります。これはまだ自分は行っていませんが。
動画を見ずにそろえられるようになった後、今度はいかにそろえるまでのタイムを縮めるかということ。タイムを縮めるには今までとは別の手順を数多く覚える必要があります。ルービックキューブの状態にはかなり多くのパターンがあるためです。このパターンの時はこの手順が早いというのが存在します。自分が揃えられるようになった手順は、ルービックキューブ初心者が覚える手順を極力少なくしたものです。なので、時間はかかります。
初めてやることを成功させるには、ルービックキューブと同じ手順を踏むのがいいのではないかと思いました。英語でもプログラミングでも料理でも運動でも。
①やり方を調べる
②手順をまねしながら、同じようにやってみる
③手順を見なくてもできるように覚える
④体が考えなくてもできるようになるまで反復する
⑤その道のプロがやっている方法を調査する
⑥同じことを早く正確に行う方法を調査する
⑦反復し、練習し、早く正確に行えるようにする
この、サイクルを経験するのにルービックキューブはいいアイテムだなと思いました。