書く習慣 自分と人生が変わるいちばん大切な文章力を読んだ感想です。
いしかわゆき (著)
ブログを書いているけど、何を書いたら良いのか、どう書いたらいいのかわからないと思っていたのでこの本を読んでみました。
5月の終わりから、あまり内容が良い記事ではないですが毎日書き続けられているのは、この本を読んだおかげでもあります。この本を読んで変わったのが、文章を書くハードルが下がったこと。どんなことでも書いていいし、どんなふうに書いてもいいのだということを学べました。
今まで、本当にあれやこれやと考えて、何も記事を書かないということが多かったです。そんなことよりも、どんな文章でも文字にしてアップしていくことが大切だということを学びました。文章の作法だのなんだの考えるよりも、とりあえず文章を書いてアップする。その方が、最初は変な文章かもしれませんが、書いていくうちに少しずつ良くなっていくのです。
逆に文章を書かなければいつまで経っても、文章は下手なままです。とりあえず、思っていることを文章にしてみる。誰でもなんでも書いていいのです。太宰治や芥川龍之介のような文豪にでもなるつもりだったのですかね、自分はと爆笑してしまいました。
大河ドラマ、鎌倉殿の13人で義経が言っていました。「経験もないのに自信もなければ、何もできない」と。ちょっと違いますかね。
ブログやツイッターはやっているけど、どんなことを書いたら良いのかと思っている人には、おすすめの本です。書く習慣を身につけられる本になっています。色々なノウハウを学んだところで書く習慣がなければ続かないということです。
やっぱり、書く習慣という本を書いているだけあって、本当に文章が読みやすいです。不思議なほどスラスラと読めてしまいます。文章を書いている仕事をしている人の考えた内容なので、説得力もある。
最近まで、ブログを書く頻度が落ちていた理由として、ChatGPTの存在があります。あんなに高速に文章を生み出せるAIが登場して、ブログの記事なんて書いていていいのか?と。これ、本当に悩みました。でも、ChatGPTが出てきた時代であっても、ブログを書いていて良いんだということに気づきました。
なぜか?まあよくわからないですが、自分の文章は自分にしか書けないと思ったからです。どんなに技術が進んでも自分の文章は自分にしか書けない。そう思ったからです。
あと、アートについて考えた時、写真ができたから絵がなくなったかと言われればなくなっていません。それと同じようなことなのではないかと。種類が増えただけなんじゃないかな。
今日、知り合いの子供が喋っているのを見ました。しゃべるときに口に出したいけど、その言葉が出てこなくて歯がゆい顔をしながらしゃべっているのを見ていました。でも、この子もしゃべることに慣れてきたら、どんどん色々な言葉をスムーズに喋っていくのだと思います。
自分の文章を書くというのもこの、子供のしゃべり始めと同じようなものなのかもしれません。何を書いて良いのかわからないけど、書いていくうちに慣れてくる。そうするとどんどん言葉が出てくる。文章が出てくる。
何事も自分が正解だと思えば正解になる。そうだ、最近学んでいる考え方なんだと思いました。どんな出来事でも本人の捉え方、考え方で物事は決まるのです。
どんな文章でも楽しく書いています。文章を書くのが習慣になってしまいそうな、本でした。何かを書きたい人はどうぞ。