iPhoneで最近便利だと思った機能があるので記録しておきます。
スマホを買い替える前は、動作が遅かったので積極的に新しい機能とか使わなかったのですが最近はサクサク動作するので色んなものを使いたくなっています。ショートカットという機能を使ったことがありますか?簡単に言うと、iPhoneの動作を記録させておいて実行させるようなものです。ソースコードの必要ないプログラムといった感じでしょうか。
例えば、マツキヨで買い物をするときですが、マツキヨのアプリを開いてバーコードをスキャンしてもらった後に、ドコモポイントを貯める為にdポイントのアプリを開いてバーコードをスキャンしてもらいます。マツキヨのアプリを探して開いて、dポイントのアプリを探して開いてといった操作をするのですが、レジ前で焦っていると余計アプリが見つからなかったり。で、人が並んでいたりするとさらに焦ってしまうことが良くあります。
なので、iPhoneのショートカットに
・マツキヨのアプリを開く
・dポイントのアプリを開く
というのを記録させておき、タップで2つのアプリを開けるようにしておきます。単純ですが、使ってみると案外便利です。
マツキヨアプリ、dポイントアプリだけでなく複数のアプリを起動したい場合などは、今回の作成方法で起動するアプリを変更すれば別のアプリを開くショートカットを作成できます。初めてiPhoneのショートカットを作成する方におすすめのショートカットです。一番初めに作ってみたショートカットがこのショートカットでした。自分で作ったものが動くと嬉しいものです。
iPhoneのショートカットというアイコンをタップします。なければ、App Storeからダウンロードできます。
①右上の「+」をタップし、新規ショートカットを作成します。
②最上部の「ショートカット名」に適当な名前を入れます。今回は、「マツキヨ買い物」としておきます。
③Appおよびアクションを検索の入力欄に「appを」と入力して検索します。
※次のアクションの提案の欄に表示されている「Appを開く」をタップしてアクションを追加してもいいのですが、次のアクションの提案の欄にはいつも開きたいアクションが表示されているとは限りません。
④「Appを開く」が検索されてくるのでタップします。
⑤「Appを開く」のアクションが追加されます。③~④の作業をもう一度行い、「Appを開く」アクションを2つにします。
⑥「App」の部分をタップし、開きたいアプリを選びます。今回はマツキヨアプリとdポイントアプリを開きます。
いつもマツキヨのレジではマツキヨアプリでバーコードを提示してからdポイントのバーコードを提示しています。マツキヨアプリを先に表示させたいので順番はdポイントアプリ→マツキヨアプリの順で設定します。理由はiphoneのショートカットは上から順に処理されていきます。この順で設定するとまず、dポイントアプリが起動し、そのあとにマツキヨアプリが起動します。このショートカットの処理が終わった時に表示されているのはマツキヨアプリということになります。
「App」の部分をタップし、dポイントアプリを選択します。
⑦下の「App」の部分をタップし、マツキヨアプリを選択します。
⑧これで、dポイントアプリとマツキヨアプリを開くiphoneのショートカットができました。試しに実行してみたい場合は下の「▶」ボタンを押すと実行することができます。自分で作ったものが動くのはうれしいものです。
右上の「×」ボタンをタップし、ショートカット一覧の画面に戻ります。
⑨「マツキヨ買い物」のショートカットができています。この部分をタップすることでこのショートカットを実行させることができます。
もう一つ実行させる方法としては、siriに「マツキヨ買い物」と伝えることでも実行させることができます。
再度作ったショートカットを編集したい場合はショートカットの右上にある「…」の部分をタップすることで作ったショートカットの編集を行う画面に遷移します。
このショートカットの部分を長押しすることで、ショートカットを削除したり、詳細を開いたりすることができます。この詳細の部分からホームページ画面にアイコンを表示させることもできます。
⑩実行させるとマツキヨアプリが立ち上がっている状態になります。で、そのすぐ後ろにdポイントアプリが立ち上がっています。マツキヨアプリのバーコードを読み取ってもらった後、すぐ後ろのアプリに切り替えるとdポイントアプリが表示できるので探して起動する手間がなくなります。スムーズにレジでポイントを付与してもらうことができます。
色々と触ってみてどんなことができるのか、試してみてください。アイデア次第で面倒なスマホの操作が自動でできたりと便利になります。1つ1つの作業は数秒かもしれませんが、チリも積もれば大量の時間を消費していることになります。みなさん高機能なスマートフォンを使っているのですから、面倒なことはスマホにやってもらいましょう。