12週間の使い方を読んだ感想です。
ブライアン・P・モラン (著), マイケル・レニントン (著)
この本を読もうと思ったきっかけは、目標を立てても、どうもうまく達成できなかったので、どうしたら立てた目標を達成できるようになるかと考えていたときに出会った本が、この12週間の使い方でした。
目標を立てたけど、うまくいかないというのにはそれなりの理由がある。
この本は、目標は1年間ではなく、12週間単位で計画し、繰り返していくことを進めています。理由は1年間は長すぎるから。先延ばしにしてしまう。だけど、12週間ならば、先延ばししにくい。
ビジョンの作成
ビジョンがしっかりと決められていれば、計画を実行したくないときもあるが、それでもまた計画に戻るには、なぜやるのかという強力な理由が必要。それが、ビジョンである。
目標値と実効値
例、
目標値→5キロ痩せる
実効値→筋トレの量や摂取カロリー
目標と計画を決める
1ヵ月、1週間、1日の実行値を決める。
進捗を記録する
毎週必ず評価する時間を作る。
毎週評価するのは計画された戦術の行動であって、結果ではない。結果がどうであれ、前週に完了した戦術をチェックするだけでいい。実行を評価することが、とても重要。習慣計画に書かれたことを85%実行できれば、12週間の目標を達成する確率は高くなる
結果の評価と、実行の評価は別々に行う。
評価は有益で必要なもの。評価しなければ、前進できているかどうかを知る術がない。調整することで生産的になるのかどうかもわからない。評価がなければ目標達成が現実的に不可能になる。
結果よりも行動を重視すること。しっかりとコントロールできるのは、結果ではなく行動だということを覚えておく。結果は行動によって決まる。
長いチェックリストを作る必要はないが、各自で有益なフィードバックが得られる判定基準があればいい。
この本に書かれていることは、実行できれば、目標達成する確率が格段にあがると思いました。でも、毎回思うのが、本に書かれていることを実行できないということ。
これ、本当にネックです。
あんまり色々とやろうとしても、途中でやめてしまってはなんの意味もない。だから、まずは、1週間ずつやっていこうと思いました。
まず、目標用のノートを1冊用意して、そこに記録していく
①1週間にやるべきことをリストアップする。
②毎日必ず、今日のやるべきことを1個か2個作成する。
これは、最初は絶対にクリアできるレベルのものを作成する。
例えば、腹筋1回とか、読書1ページのようなもの。
③毎日作成したやるべきことを必ずやり遂げる
④やったことを毎日記録する
⑤1周間終わったら、どんな感じだったか振り返る。
重要なポイントは②の今日のやるべきことを1個か2個作成するを、絶対にクリアできるレベルのものを設定し、本当に徐々に増やしていくこと。
最初は、習慣化されていないので、はじめから大きな目標を設定してしまうと、途中で絶対にやめてしまう。だから毎日必ず続けられるものを設定し、絶対に毎日やる。最初の12週間続けることができれば、しめたものです。習慣化されつつあるので、徐々に増やして行けると思います。
この小さいことを毎日必ずクリアしていくというのは、本当に大切なことで、この小さなことを積み重ねることができれば、やがて大きな目標もクリアしていくことができると思います。
最初の12週間が終わり、現在2回目の12週間の5週目を実行しているところです。
やってみると、記録して、振り返るを続けていくと、どんどん改善されて良くなっていく。最初の8週目に日々の行動目標を必ずクリアできるものに変更してから格段に実行できている量が増えるようになってきた。
記録し、振り返る。日々の行動目標を必ずクリアできるものにする。というのが、重要なのだと思います。
投資の本や自己啓発本って、勉強になるからといって買うのはいいけど、読まないなんてことがよくあります。でも、12週間チャレンジで毎日数ページの目標を立てて読んだところ、ちゃんと読めるようになりました。
時間はかかっているし、読んでも忘れることも多いけど、それでも着実に少しずつ自分のものになっているように思います。
12週間チャレンジでサボっていた玉帳の記入も完了させることができました。投資成績もこの最初の12週間はけっこう良かったです。記録していたおかげで、何が良かったのか分析もできました。それは、余計な取引をしなかったこと。
今まで自分がやってきて、利益を上げる確率が高い取引に集中できたことが要因ですね。実りのある12週間でしたし、今後もこの12週間チャレンジを続けていきます。