7月片付け強化月間を行って、少しは物を処分できたのですが、それでも物を捨てるのにけっこう躊躇して捨てられないことがありました。物を捨てるのに慣れていないと、捨てるのも大変です。

で、自分が良いと思った方法は、なかなか捨てる決心のつかないものは、大きめのダンボールを準備しておいて、保留として入れておく。一定期間入れておいて、自分が納得できたら捨てる。この保留ダンボールに入れておいて使っていなかったり、あること自体忘れていたものは、普通に捨てるより捨てやすくなります。

他の部屋や倉庫など、普段は目に触れないようにするのがコツだと、「フランス人は10着しか服を持たない」という本に書かれていました。

7月に捨てるのを躊躇していた物をこの保留ダンボールの中に入れておきました。で、昨日このダンボールの中身を確認したところ使ってないし、いらないなと決心でき、ゴミを捨てに行くのと一緒に捨ててきました。

使えるけど、使っていないスピーカー、学生のときに一番良く使っていた教科書、カメラなど、全て処分できました。

たったこのワンクッションですが、入れると自然と捨てることができました。保留ダンボールに、保留しているものをまとめて入れておくというのが、良いのだと思います。

この保留ダンボールの中ではないところで保管してしまうと、また捨てようかどうしようか判断しなければいけなくなり、捨てるのがおっくうになってしまうのだと思います。で、ずっとこの繰り返し。

保留ダンボールの中に入れてあるものは、過去の自分が何らかの理由で捨ててもいいなと判断したものなので、後は捨てるだけの状態になっているのです。ちょっとした違いですが、捨てられない自分には、物を捨てる良いトレーニングになっているのだと思います。

これに慣れてくれば、保留のダンボールは必要なくなるのではないかと思っています。

今回の件で、思ったのが捨てるというのも、慣れというか、捨てる筋力が必要なのではないかということ。トレーニングをしていない人がいきなり10キロなどの長距離を走れないのと同じで、捨てるのにも練習が必要なんじゃないかと思いました。

これを続けていき、少しづつではありますが、断捨離や片付け、整理整頓を行っていきたいと思います。業者に任せれば楽なのでしょうが自分の場合、これを業者に任せてしまったら、また物が増えていってしまうと思います。

自分で、一つ一つ必要なものなのか判断して、片付けの筋力を付けていきたいと思います。

規律とトレーダーという本の中に、自己規律を高める練習というのがあります。それには、トライして得られた成果は、それがどれほど小さなものであろうともひとつの前進である。完璧に実行できなくても、実行しようとする決断が重要であると言っています。失敗してもトライしてみること。トライし続ければいずれできるようになります。