年末に大掃除をしていたときのこと、玄関の天井についている照明器具の掃除をしようと思い、照明器具を取り外したところ照明器具のネジが手からこぼれどこかに行ってしまいました。

そんなに物も多くなかったので、ざっと見渡せば見つかるだろうと思っていました。しかし、いくら探しても照明器具のネジは見つかりませんでした。

玄関には、備え付けではない下駄箱があり、長い間その下駄箱は移動させずに使っていたので、下駄箱の下や裏はホコリだらけになっていました。これは、この下駄箱を一度移動させて掃除するいい機会だと思い、重い腰を上げ下駄箱の掃除をすることにしました。

下駄箱を移動させると、それはそれはひどい状態になっていました。ほこりって、こんなにたまるものなのかと思うほど。こんなに汚い玄関を使っていたのかと思うとゾッとしてしまいました。

一見きれいに見えても、どかしてみると酷いことになっていることは、よくあること。たまには、大きな家具もどかして掃除しなければいけないなと思わされました。

運のいいことに、下駄箱の中に湿気取りを入れ、定期的に交換していたからなのか、湿気はひどくなく、カビなどは生えていませんでした。カビなどが生えていたら相当大変だっただろうなと思います。

今回は、照明器具のネジがどこかに行ってしまったことから、下駄箱の掃除をしようと思いました。自分が意図しない出来事が起きたとき、一度頭を使って、考えて見るといいのかもしれません。

普段なら考えないような視点で物事を考えてみる。そうすることで意外なことが分かったり、気づいたりすることができるのかもしれません。

特に悪いことが起きたときは、これは何かを変えなければいけないというサインであることが多いのではないでしょうか。このままだともっと大変なことになるよ。と。

だから、小さい悪いことが起きたときは、最悪だなどとは考えず、逆にラッキーだと思うようにし、何を変えなければいけないか、何を気づかせてくれようとしているのかということを冷静に考えてみる。きっと、今までには考えなかったような考えができるようになると思います。

この考え方が、株式取引にも応用ができます。自分が投資した銘柄が思うように動かなかった。損失がでた。そこから何がいけなかったのかをしっかりと考えたり、分析したりする。損失が出たということをラッキーだと思い、そこから学んで次の取引に活かしていく。

この考え方ができれば、いずれ株でも成功できるのではないかと思います。

下駄箱の下と裏の掃除が終わって、すっかりきれいになると、思わぬところから照明器具のネジが出てきました。下駄箱の掃除をする前にも見たところだったのですが、なぜそのときは見つけられなかったのか本当に不思議でした。