先月から継続している断捨離ですが、GW中も時間を見つけては、不要な物を捨てていきました。そのおかげで、部屋の中の物が減り、部屋が広くなってとても気持ちがいいなと思うようになりました。
物を捨てていく中で色々と考えることがありました。
時間がないと言い訳をして、書類などを積んでいたところをなんとか一つ一つ確認して捨てていきました。なんでこんな捨てても問題ないものまで、捨てずに残っているのだろうと疑問に思う物も多かったです。
書類などは、極力すぐに確認して、必要ないと思ったら即捨てていかないと、本当にすぐに溜まっていってしまう。捨てることや確認することを後回しにしてしまうと、後々今回のように膨大な時間を使ってしまうことになる。
それでも、時間を見つけられて捨てることができればいいけど、時間がないとずっと家の中に存在してしまうことになる。特に株主優待関係の書類は本当にすぐにたまっていく。気をつけなければいけないと思いました。
今はもう、株主優待を廃止していますが、トラスコ中山は以前、自社製品をカタログから選択できる株主優待を行っていました。
自業自得なのですが、以前、トラスコ中山の株主優待でスケルコンという半透明で中が見える折りたたみができるコンテナ(箱)を5ついただきました。当時は、このコンテナがあれば収納に役立つしスッキリすると思っていました。
最近読んでいる、より少ない生き方という本を読んでいたなら絶対にもらわなかったでしょう。そもそも、こんなコンテナにぶち込むようなものは必要ないものなんです。こんなコンテナに入れて取って置くなら、捨ててしまったほうがいい。
コンテナを手に入れたものだから、あまり使っていないものをコンテナに詰めるようになりました。コンテナを貰う前は、1つも使っていなかったのに、5つもらってからは、5つとも何かしらの物を入れておくようになってしまいました。
しかも半透明だから、中身が見える。いらないものを毎日、目にするようになる。中身が見えるので、ごちゃごちゃしたものが目に入ってくる。で、気持ちも不快になる。
で、このGWにコンテナの中身を確認して、処分していきました。まあ、本当にいらないものばかり。ただ捨てるのを先延ばしにするためだけに、このコンテナの中に入れておいたという感じさえしました。
36×36×53の大きさのコンテナなので、1つなくなるだけでも本当にスッキリして見えます。
今回物を捨てて思ったのが、物によって、記憶が蘇る物があるということ。例えば、ある物を見ると、それに関係した人のことを思い出すなど。意識していなくても、その物が目に入るだけで、反射的に関係した人のことを思い出してしまう。それも見るたびに。それが、当たり前になっているので、意識してることも意識できない状態になっている。
だから、目の前の作業に集中したいというなら、不要な物を処分するというのは本当に効果的だと思いました。
より少ない生き方という本に書いてあったのですが、捨てられないなら、一度自分の目の届かないところにしまっておき、1ヶ月くらいして再度、捨てるかどうか判断するというもの。
この方法は自分も良い方法だと思いました。実際に、使わないけど捨てられない物を、段ボールに入れておき、別の部屋に保管しておきます。で、1ヶ月くらいして、再度捨てるか判断してみると、けっこうあっさり捨てることができるようになっています。
これが、慣れてくると1ヶ月期間をおかなくても、捨てられるようになってくるそうです。
あと、物が増えないようにしたり、散らからないないようにする仕組みづくりも大切だと思いました。例えば、書類はすぐに確認して処分するとか、床に物を置かないとか、月に一度大掃除するとか、1つ物を買ったら、1つ物を捨てるなど。
自分は、このルールを決めないと、片付けても、また散らかった状態に戻ってしまうと思いました。
あと、今回ふと思ったのが、腰痛があるというのは環境のせいなのではないかということ。腰が痛くなるというのは、腰を酷使しているのではないか。生活環境によって、腰に負担がかかっているのではないかということ。
床に物を置くというのは、床に置かれた物を取るために、中腰になる頻度が高くなり、そのせいで腰を痛めてしまっているのではないかということ。あと、床に置かれた物を避けるために腰に負担になる姿勢をとっていたのではないか。
掃除機をかけるにしても、床に物がない方が断然楽だし、腰の負担も少なくなるのは間違いないです。
断捨離をして、部屋からかなりの物がなくなった日のこと、どういうわけか腰が楽になったのを覚えています。
本などを読んで、断捨離や片付けについても勉強することがとても大事だということ。習っていない技術は実践もできないということです。今まで、片付けは大事だということは、みんなが言っているし、大事なのだといことは分かっても、どう取り組んでいいかわからないし、どう捨てたらいいのかわからない。知識はほとんどないに等しいのに、今まで生きてきた中で想像以上の物が溜まってしまっている状態で、どこから手をつけていいかわからないうちに膨大な物の多さにやる気がなくなってしまっていました。
色々な本を読んでようやく物を減らすことや片付けをしなければいけないという意識が芽生え始めてきました。
物が多いと、不必要な買物をすることが多々ある。あることがわからずにまた買ってしまう。物が多いと必要なものを使うときに見つけられなかったり、使うことができないことになりかねない。
断捨離や片付けを自分のスキルとして習得するにはそれなりの時間がかかるということです。散らかっているからといって、業者にまかせてしまったのでは、また散らかります。ちゃんと自分で捨てる判断をして、捨てていくか手放していく。
捨てるという行為は本当に大変な作業です。お金を出して買った物を捨てるのですから。でもこの痛みを経験しなければ、だめなんだと思います。この捨てるという経験をするからこそ、次から物を溜め込まないように買うのを抑えることができるのだと思いました。
まだ当分、断捨離に時間はかかると思いますが、あきらめず1つ1つ捨てていこうと思います。きっとその先に理想としている生活が待っているのだと思います。
この「より少ない生き方」という本は、今までに読んだ片付けの本で一番良かったと思います。ここまで断捨離を実行できているのは初めてです。物の減らし方と、減らした状態を維持する方法がわかりやすく書かれているので、リバウンドもしにくいのではないかと思います。