最近、林輝太郎さんが書かれた本を何冊か読んでいます。で、読んだ本には、取引銘柄を固定した方が勝率が良くなるということが書かれていました。

商品相場を行っている方は、小豆なら小豆と商品を決めている、為替ならドル円などと取引する銘柄を決めている。でも、株となると色々な銘柄を取引きしたくなる。

でも、確かに銘柄を決めて取引した方が、その銘柄についてかなり詳しくなるだろうし、その銘柄の値動きの癖なんかも、長いこと取引しているとわかってくるのかもしれません。

それで、最近銘柄を決めて取引しようと考えています。まず第一の条件は、出来高、売買代金が多い銘柄。これは必須ですよね。出来高が多い銘柄の方がスリッページが小さくなる為。将来、高額の取引を行っても値動きに与える影響を小さくするため。

以前、出来高の少ない、板がスッカスカの銘柄を取引したことがありますが、自分の売買したい時に、ちょうどよく売買したい板がなく、現在値よりもかなり不利な価格で約定させなければいけないということがありました。損切で逆指値を指定したときなども、かなり不利な価格で約定してしまうことになりかねません。

少し話はそれますが、できる限り手数料の安い証券会社で取引すること。

スリッページと手数料については、投資苑に書かれていました。これは、基本中の基本ですよね。自分は実際に自分で取引して、ようやく納得できました。投資額に比べると微々たるものですが、それが積もり積もればかなりの金額になってくる。

株式は、ゼロサムゲームだとしても、スリッページと手数料があることで、マイナスサムゲームだということを理解すること。

知識や技術でかわすことのできる費用もあるということです。ただ、逆指値の処理速度の差や複雑な注文ができるかなどが、証券会社によって異なってきますので、一概に手数料が安ければいいというわけでもないですが。

SBI証券は今年の9月に株式の売買手数料を無料にすると発表していますが、本当に無料になるのかな?あと2か月もしないうちに結果が出るので、楽しみにしておきます。物価は上がっていますが、中にはこのように手数料がなくなることもあるので、世の中捨てたものじゃありません。

銘柄の選択条件ですが、自分が好きな銘柄もしくは、自分が得意な分野の銘柄。その方が、他の人よりもその銘柄について詳しいからです。

自分が得な銘柄は、自然と利益が出せる銘柄。取引しているとなぜか、この銘柄は勝率が良いとか、損失になりにくい銘柄というものがあるそうです。自分は見つけられていませんが。

こんな感じで、自分が取引する銘柄を固定してみようかと思っています。すぐ別の銘柄の値動きが気になってしまうんですよね…。まあ、優待銘柄狙いの銘柄以外で。