コードの気持ちがわかる!プログラミングの英単語 入門で挫折しないための必須単150を読んだ感想です。

まず、著者に一言文句です。本のおしりに索引(INDEX)くらいつけてよー。これで、改版されれば、索引くらいつけてくれるはずです。案外、こんな地味なブログでも届くときには届くものです。だから発信することは大切だと思っています。

松元 大地 (著)

自分は学生の頃、英語が苦手で英語のテストもかなり点数が悪く、英単語の意味など本当に少ししか理解できない感じでした。最近は、英語にも興味が出てきて少し「デュオリンゴ」などのアプリなどを使って勉強したり、英単語を勉強したりしています。

今は、翻訳機能がかなり進歩してきてはいますが、やはり翻訳を通さずに自分で理解したいという思いがあります。翻訳を使わない方が、断然早いですしね。仕事をする上でもいちいち翻訳していたらそれなりに時間がかかってしまうので、英語は理解できるにこしたことはありません。

それで、この本にも興味を持ちました。プログラミングで使う英単語を覚えれば、英語の勉強にもなるし、プログラミングの勉強にもなるので一石二鳥じゃないかと。

プログラミング言語のコードというか、命令文って英語で書かれているので、英語が得意な人と、苦手な人では、そりゃ英語が得意な人のほうがプログラミング言語の理解も早いのではないかと思います。

プログラミング言語で頻繁に使う英単語は、それほど多くないので、ここに出てくる150語を覚えるだけでも、プログラムに関しての英単語をかなり網羅できるのではないかと思います。知らないより、絶対に知っていた方が有利です。

これからプログラムを勉強しようとしている方は、覚えておいて損のない英単語ばかりだと思いました。これらの英単語を覚えることで、プログラミングの勉強でつまずきにくくなるのではないかと思います。ただ、既にIT業界で働いている方などは、日常的に使っているものばかりなので、逆に得るものはないのかもしれません。

プログラミングをしていると、エラーメッセージが英語で出力されてくるので、なんのエラーなのかわからないという場面に出くわすことが多いです。まあ、エラーメッセージごとググれば問題なく解決するのですが、これらの英単語を知っていることでスムーズにエラーを解決できるようになることも増えてくるのではないかと思います。

プログラミングにまつわる小ネタなどもたくさん書かれているので、読んでいて面白かったですし、勉強にもなりました。通常の英語での意味とは違ったIT業界での意味が書かれているので、IT系の言葉の意味がわからないという方が読んでも面白いと思います。

ここに出てくる150単語全てを覚えるには時間はかかると思いますが、200ページもない本ですし、ざっと読むだけなら時間もかからないと思います。

プログラミング初心者にはおすすめです。