「運転者」を読んだ感想です。

喜多川泰(著)

ユーチューブで紹介されていたので、何気なく読んでみました。

最近、自己啓発本もいいのですが、小説の方が読みやすくて、小説を読む頻度の方が増えています。

たくさん本を読みたいと思うのですが、学生時代にあまり本を読んでいなかった為、本を読む速度も遅いし、理解する速度も遅いです。どうにか読むのが早くならないかと、速読などの本も読んでみたのですが、結局のところ読む速度を上げたいならたくさん読むってことが一番大事だと思います。

どうしたら走るのが早くなるかと同じことだと思うんです。結局、走り方の本ばかりで読んでも走るのが早くならないのと同じで、読まなければ、読むのに慣れない。読む筋肉がつかないんだと思います。

だからとりあえず、いろんな本をたくさん読んでいる最中で、小説の方が読みやすいので、読む筋力を鍛えるなら読みやすい本の方が効率がいいように思います。小説を読んで没頭し始めたらしめたものです。自動的に読む筋肉が鍛えられます。

その点、「運転者」はとても読みやすい本なので、自分でもすらすら読むことができました。

この「運転者」は小説なのですが、自己啓発的な要素も含んでいるので、例えば何かを判断しなければならない時には、参考になると思います。自分も商品の価格を決める時に、すごく悩んだんですが、参考になりました。

なんだかやる気が出ない、努力したいけど、努力する気がおきないようなことを思っている方にもいいと思います。自分もそうでした。

これで、努力できるようになるかはわかりませんが、努力しても無駄だなんてことは思わなくなりました。考え方を変えることはできました。自分にできることを一つ一つやっていこうと思います。

今現在、トランプ関税で毎日のように株価が急上昇したり、急落したり本当に厳しい状況ですが、このイベントもきっと自分の人生にとって重要な出来事だったことは間違いないと思っています。今まで見えなかったものが見えてきたというか、感覚的に経験できたというか。

このトランプ関税で株価が乱高下するさなかに、「運転者」という本を読んでいたのも、偶然ではなかったのだと思えてきます。

読んでいて、なんだか不思議な感覚になった本でした。考え方が変わった。

もしこの本を読んで、良かったと思ったら、誰かに紹介してみてください。そして、それが続いていったらきっとこの国、この世界はもっと良い国、世界になっていくんじゃないかな。