最近、趣味のことで、かなり年上の方から教えていただく機会をいただきました。その時の話。

実際に経験をした人から直に話を聞けるというのは、本当に為になるというか、勉強になるというか、情報量に圧倒されてしまいます。インターネットや本にも書かれていないような詳細なことをすべて把握している。

手取り足取りとはいかないが、こういうときは、どうしたらいいのかと聞くと経験からこうだからこうした方がいいというのを的確に教えてくれます。

現在日本の定年退職された方は、本当に豊富な知識を持っていて、話していると驚かされます。自分は、こういう知識をもった方を日本はうまく使える仕組みを作れば、もっとうまく経済が回るのではないかと思ってしまいます。

その方が、言っていたことに、仕事をするときは、どんなことでも記録を取っておくのが大切だと言っていました。年を取ると、その記録を取るのが億劫になってきて、勘だけで仕事をするようになるが、それではダメなのだと。

行ったことに対して記録を取って、振り返る。どうしてうまくいったのか、どうしてうまくいかなかったのか。それをもとに次はこうしたらいいのではないかと考えて試行錯誤する。

うまくいっても、こうしたらもっとうまくいくのではないかと考える。

失礼な話ですが、こんなに年いった方からこんなことを聞けるとは思ってもいませんでした。今風な言い方でいうとデータを取って、PDCAを回すということなんでしょうが、自分的には、記録を取って、振り返って、試行錯誤の方が理解はしやすかったです。

今も昔も成功する方法は変わっていないのだと思いました。

投資にも今回の話が当てはまります。昨年、投資でほんの少しですが、利益が出たのは、玉帖を付けて、振り返り、なぜ利益が出たのか、なぜ損失が出たのかを考えたからだと思います。こういう取引をすると長期的に利益が出やすそうだなというのがわかり始めてきた感じがします。

どんなことでも、それ専用のノートを作って、そこに記録をつけようと思います。自分は、最近思うのですが、パソコンやスマホよりもノートに手書きで記録した方がいいんじゃないかって思っています。

大谷選手が学生時代に付けていたのも手書き。最近見たテレビに出ていた、どこに仕掛ければたこが取れるのか把握している、たこ漁師さん付けていたのも手書きの漁の記録ノート。ビル・ゲイツの成功の鍵もペンとメモ帳だったようです。

手書きのノートって、書くのは面倒な感じもしますが、ノートを開くだけですぐに書けるというのと、見返しやすいというメリットがあります。パソコンで記録を付けていたこともあるのですが、案外見返さないんですよね。

手で記録、振り返り、試行錯誤。これが成功の鍵なのかもしれません。