LINE証券で口座開設すると3株無料でもらえるキャンペーンを行っていたので、口座開設してみました。どんな株がもらえる対象銘柄だったのかと、LINE証券のメリット、デメリットなどまとめてみました。

3株もらえるキャンペーンについて

LINE証券では口座を開設し、2問のクイズに回答することで正解数によって株が無料でもらえるキャンペーンを行っています。

下記のようなプレゼント内容になっています。
2問正解→3株分の購入代金プレゼント
1問正解→2株分の購入代金プレゼント
0問正解→プレゼントなし

今回出題された問題はこの2問でした。

・第1問 LINEから簡単おトクに買い物ができるショッピングサービスはどれ?
→LINEショッピング

・第2問 投資家から預かった資産をもとに投資信託の運用を行う専門家のことをなんと呼ぶ?
→ファンドマネージャー

この回答で、正解だったので3株分の購入代金をいただくことができました。

制限時間などはないので、出題画面が表示されてからネットで調べても大丈夫でした。

今回いただける対象の銘柄は下記の11銘柄でした。
・1605 INPEX(国際石油開発帝石) 779円
・1803 清水建設 939円
・2492 インフォマート 941円
・3099 三越伊勢丹ホールディングス 809円
・3668 コロプラ 872円
・4188 三菱ケミカルホールディングス 865.4円
・7261 マツダ 890円
・7412 アトム 770円
・8002 丸紅 939.5円
・8628 松井証券 937円
・9716 乃村工藝社 960円

選択した1銘柄を3株分購入することができます。どの銘柄をもらうかいろいろ悩みましたが、すぐに売却して現金化しようと考えたため一番価格が高かった2492インフォマートにしました。

売却した金額で1545 / NEXT FUNDS NASDAQ-100連動型上場投信を購入し、長期保有する予定です。LINE証券では今のところ外国株は取り扱っていませんが、外国株に連動するETFは購入することができました。

ちなみに配当がもらえる銘柄ならずっと保有することで、3株保有でも配当金をもらい続けることができます。銘柄によっては株式分割なども行われるため、将来もっと株数が増えることもあるかもしれません。ただでもらった株なので、損失を気にすることなく保有していられるのはとてもうれしいことです。
口座開設数訴求

LINE証券について

LINE証券ではざっくりと下記のような取引を行うことができます。

現物取引

100株単位で株式を購入することができます。購入するには株価×100株の金額が必要です。どこの証券会社でも行っている取引です。

例)
株価1,000円の銘柄の場合
1,000円×100株=100,000円
この場合、購入資金として10万円が必要です。

いちかぶ

LINE証券のサービスで、株を1株から購入することができます。

例)
株価1,000円の銘柄の場合、1,000円の資金があれば、1株購入することができます。

信用取引

手持ちの資金の約3倍の取引ができます。LINE証券では、信用取引を行う際、最低30万円以上の保証金が必要です。

信用取引は、現物取引と同じように買いから取引を行う信用買いと、売りから取引を行う信用売りがあります。

信用買いには金利がかかり、信用売りには貸株料がかかります。

信用買いも信用売りも名前は異なりますが、金利がかかってきます。ここでは説明はしませんが、信用取引には金利以外にも逆日歩などの費用がかかることがあります。

投資信託

投資のプロが選んだ複数の銘柄や債券のセットを少額で購入できるようなものです。投資信託も、どの証券会社でも取り扱っている商品です。

LINE証券では最低100円から投資信託への投資が可能です。

LINE証券のデメリット

NISA・つみたてNISAは取り扱っていない

非課税となる、NISA・つみたてNISAのサービスはLINE証券では取り扱っていません。

2021年5月よりiDeCo(イデコ)のサービスは開始されました。

一般信用売りができない

一般信用売りとは、簡単に言うと逆日歩(ぎゃくひぶ)が発生しない信用売りです。

信用売りを行う場合、株を借りて売りからエントリーするのですが、みんなが制度信用売りを行い、この売るための株の在庫が少なくなると逆日歩という手数料が発生します。

一般信用売りはこの逆日歩という手数料を気にせずに信用売りができます。

制度信用売りは新規売禁止になっていなければ信用売りを行うことができますが、一般信用売りの場合、証券会社が用意した一般信用売建可能数量の範囲で信用売りを行うことができます。

LINE証券では制度信用売りはできますが、一般信用売りは取り扱いがありません。

出金手数料

LINE証券では出金手数料が220円(税込)かかっていましたが、2021年11月1日より、LINE証券からの出金が無料になりました。

LINE証券のメリット

他の証券会社にないユニークなサービスを行っている

LINE証券ではタイムセール、アフタヌーンセール、ナイトセールなど、他の証券会社では行っていないユニークなサービスを行っています。

手数料が安い

一般的な手数料はSBI証券や、楽天証券などと比べてもLINE証券の方が若干安いです。ただ、最近は売買手数料を条件によって(一日の約定代金や年齢など)無料にしていることがありますので一概にLINE証券の方が安いというわけではありません。

LINE証券の手数料

いちかぶ

手数料は無料だが、スプレットという形で手数料が引かれます。簡単に言うと、購入金額に手数料が含まれています。

現物取引

現物取引手数料(買いも売りも)
5万円まで55円
10万円まで99円
20万円まで115円
50万円まで275円
100万円まで535円
150万円まで640円
3,000万円まで1,013円
3,000万円超1,070円

信用取引

信用取引の手数料は買いも売りも無料です。

ですが、信用取引には金利がかかります。

投資信託

投資信託の手数料は買いも売りも無料です。

他の証券会社にないユニークなLINE証券のサービス

タイムセール

LINE証券が決めた対象銘柄を割引価格で購入できるサービスです。今までに開催されたタイムセールだと7%割引で購入できた銘柄があるようです。

購入できる株数は銘柄によって異なりますが、数株~数十株のようです。単元未満となるので、利益は限定的ですが割引価格で購入できるのは非常に魅力的です。

アフタヌーンセール

アフタヌーンセールとはLINE証券のいちかぶのサービスです。

LINE証券の総選挙で選ばれた約30銘柄が午後の数時間、取引手数料無料で売買できるサービスです。通常いちかぶはスプレットと呼ばれる手数料が発生しますが、このアフタヌーンセールではこのスプレットが無料になります。

ナイトセール

決算発表銘柄が当日の終値で購入できるというサービスです。

購入できるのは99株未満だそうです。

ナイトセールが開催される期間のみのサービスです。

LINE証券錬金術について

結論から言うと還元率3%(2年目は還元率2%)のVisa LINE Payクレジットカードで固定費や日々の買い物の支払いを行い、たまったLINEポイントでS&P500に連動したETFまたは、投資信託を購入するというものです。

2021年5月1日からはVisa LINE Payクレジットカードの還元率は2%になったようです。

2%でも他のクレジットカードに比べると還元率は高いです。

LINEポイントで株を購入できるLINE証券だからできる錬金術です。
口座開設数訴求